一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Thanh Ha】Lala Lycheeeさんの農園初訪問で、ライチの魅力に驚愕!Kazさんの動画追加!

食品

さあさあきましたライチのシーズン!一足お先に、念願のライチ狩りに行ってきました!

ハノイ から車で2時間

ハノイのお友達が車のチャーターから何から手配してくれたのに乗っからせてもらいました。何度かお世話になってるドライバーさんだったみたいで、日本語もできるし感じもいいし安全運転。わたしもとても安心でした♪

通り道にチラリちらりとライチの姿が!
今年は少し早め?なのか、ホーチミンでも2週間前くらいに初めて市場で見たばかり。

おおお。ライチとは関係ないけど、ガチ煉瓦造りの建築途中、久しぶりに見たw 街中にいると、機会が減ってる気がするわ。

で、車内から通りすがりに見えただけだけど、農園が近づくにつれて集積所が増え、シーズン初めとは言え、賑わってますなあ!

なんでも、集積所ごとに、そして日々価格が変動するらしく、収穫されたライチを運んでくる人たちは、あちこちの集積所での価格を聞いての取引に入るらしい。

ライチの村の人たちは、この収穫期に得られる収入が、一年の収入のほとんどだから、価格交渉は本当に戦いらしい。

なんと言うか、物によりけりなところもあるから、オンラインで一気に「うちはいくらで買い取ります!」とかもできないんだろうし、たいへんだ💦

ベトナムにあるライチの原木

さて今回は、Lala Lycheeeの農園主さんに直接ご案内いただくと言うことで、まずはライチの原木を見せていただくことに。

ライチの、原木…?

村に入ると、そこかしこ、と言うか、そこいら中に繁るライチの木。それらは全て、その原木から接木されたりして増えていったものなのだとか。

その原木がある場所にはこう言うため池もあり、水が絶やされないようにされている。ライチは水がとても大事なんですって。

なんとなく、南国の植物だし、トマトみたいにむしろあまり水をやりすぎない方が良い系の植物なイメージがあったのですが、豊富な水量が必要とのこと。

この原木があるエリアからは少し離れているのですが、中洲にある、Lala Lycheeeさんの農園は、その点で水が周りに豊富なのでとても有利なのだとか。

そして原木のご尊顔が、こちら。
205年まえの昔に中国から、たった3粒、持ってこられたライチの実。その内、たった一つだけが育つことに成功し、そこから接木をして接木をして、少しずつ増えていったのだとか。

Hoan Van Com。
直訳すると、お米に返る?
この木によって、食べるものに困ることがないように、との意味らしい。

最初にベトナムに渡ったとされるライチ3粒を渡された方は、その後、この地でライチがこんなにも多くの方の生計を立て、ベトナム各地のみならず、輸出先のあちこちで愛されるものになるなんて想像してはったやろか。

意図的、無意識的に関わらず、一体どれだけの徳を積まれた事であろうか。もちろん、それを大事に育てた方も。たった3つのチャンス。実際、生き残ったのはたったの1つ。そこからここまで。

ライチの神さんの采配、としか思ませんわね(-人-)

原木を育てられた方は、地域の方にもそれを分け、地域一帯でライチを育てるようになったのだとか。

ベトナムでライチというと、Bac Giang(バクザン)省と言うところが圧倒的な生産量、知名度を誇り、そこそが本場というイメージもありますが、元はこの木がベトナムでは発祥とのこと。

Lala Lycheeeさんがあるのは、Hai Duong(ハイズオン)省。

ライチの中でも最高峰品種と言われる、Vai Thieuという品種は、そのどちらの省でも育てられていますが、本場の、とするなら、こちらのHai Duong省、Thanh Haのものを指す方が適当であるという認識をしています。

しかし、それにしても神々しい。
私たちが毎年この季節にライチライチと大騒ぎをする大本が、こちら。ベトナムで食べているあらゆるライチの大本。さらに…

この原木のおじいちゃん、いまだに現役!!
まだ孫、ひ孫とどんどん接木で苗を増やしていらっしゃる!!!

接木して、土をかぶせてあげることで、枝の上で根を生やすんですって。そこから植え替え、木が育つ。

Thanh Haだけでも壮大な範囲にライチ畑が広がってるというのに、それが他省にまで広がっているとかなるともう、途方もない話。

原木爺ちゃん、偉大すぎる(๑•̀‧̫•́๑)

お茶のもてなし

ところで、元々そのライチ3粒をもらって来られた方のご子孫の方がこちらにはいらっしゃって「まあ茶を飲んでいけ」と(笑)

いやいや、特にこちら入場料を払ってるわけでもないし、皆さんの歓談のお邪魔をしては…と思ったのですが、寄ってお話をされていた方も席を空け、「まあ飲んでいかれまし」とばかりに歓待。

え、それじゃあ。。。と図々しく座ると…

おじさん自ら、茶を淹れてくれる。
このお茶が…っ!!

おいっしー!!!!
北に美味しいお茶があるのは薄々感じてましたが、それにしたってこの、旨味!

日本茶が至上、なんていうつもりはサラサラありませんが(そんな経験値私にはない)正直、あの深い旨みのあるお茶。あれをベトナムで味わったことはなかったという記憶。

うまい。
何度もうなった。うまい。そして何杯もおかわりもらった(笑)

ベトナムの方に時々見られる傾向ですが、こっちがベトナム語を理解していない、と分かってもなお、延々熱心にベトナム語でいろいろと話をして聞かせてくれる状態が続きまして…(笑)

Lala Lycheeeの農場主さんが、爽やか笑顔で解説してくれるなど(笑)

なんという機会。
ライチ、元は中国にあったものだから、ライチ全体の原木ではなく、あくまでベトナムにおけるライチの原木、ですが、それを間近に、触れられる距離で見ることができるだけでなく、その木を育んで来られた方の御子孫から直接お話を伺える機会。

こんな機会をいただける日本人、いや外国人が、一体どれくらいいるでしょう。なんて光栄なことか。

周辺地域からの感謝状的

敷地内には立派な建物があり、そこにはそのライチの苗木を譲ってもらったことへの感謝状的アイテムが飾られていました。

このツボもたいへん立派でしたが、御堂も…なんか、すごい!
ぱっと見だけで、もしかしたら違うかもですが、宮づくり的な様相なのかな?

とても綺麗にお手入れされておられる。
そして独特の空気感。

よそ者なので、完全に観光、というか、博物館を眺める距離感でしか見れないわけですが、なんというか、圧倒的で、でもとても穏やかん空気に包まれて、静かに静かに感動しました。得難い機会だ…。

集積所を間近に!

さていよいよ畑に向かおうという道すがらは、さらに集積所の様子が活発に。

物凄い量のライチが積まれていますが、こんな集積所があちこちにあります。そしてライチは摘まれると、風に当たることで変色が進むのだそう。ちょっとこの辺の道理はわからないのですが…

積み上げられたライチには、どこも風除けのためにお布団がかけられてます(・∀・)

ああ、それにしてもなんて美しい。
そして、でかいwww

恵み、ですなあ。
もちろん多くの方の手がかかってのことなのですが、自然の恵み。燦然と輝いて見えますな。

この時はまだシーズン初めでそうでもなかったようですが、Thanh Haのライチのほとんどは輸出用で、大きな運搬用のトラックが、氷を入れた発泡スチロールに詰めて凄まじい量を運んでいくということで、この記事がリリースされる頃には、トラックの渋滞が起こるほどの賑わいになるそうです。


(Lala Lycheeeの農園主さん。撮影:M氏)

ライチ狩りに行かれたら、この周辺を通る際に、少し、渋滞にひっかかるかもしれません。トイレチャンスがある際には、行っておくことをお勧めします(・∀・)←あまり考えてなかったけど、行っといてよかった、と思った人w

いよいよ、Lala Lycheeeさんの農園に!

到着した先にはこんな光景が。
本当に水がタプタプ必要みたいで、なんと収穫期にもこの状態で、皆さんザブザブ入ってって収穫をされるのだとか!

とはいえ、ライチ狩りに来られた方は、流石に水の中に入らなくても詰めるような場所を案内してもらえました(笑)

ただ、完全に乾いた土壌ではなく、ベースは湿ったところなので、歩き易いシューズなどが良いかと思います。←サンダルで行った人w

同じ汚れるならビーチサンダルみたいなのの方が気楽な気もしますが、肌剥き出しで木々や草のあるところを歩いてて、万が一にも傷を作ったりすると、後々面倒なことになりかねないため、特にお子さんもご一緒の場合は、ガードして上げられる服装や靴が良いと思います。

時々バナナもいる。
果物農園に行くと複数種類の果物が植ってる事がありますがライチ畑の周辺にはそんなにたくさんの種類はなかった気が。

でもバナナはあった(・∀・)

バナナって地下茎伸ばして竹やぶみたいに広がっていくんですってね。だから突然通り道にひょこっと目を出したりするんだそうで。

で、遭遇したwww
本当にひょこっとwww

ふと目を上げると、近くにまだ若いバナナの木が。
兄ちゃんか?あれはお前の兄ちゃんか?(笑)

面白いなあ。
こんな経験、日本じゃできない。ベトナムにいたって、ご縁と機会をいただかなかったらなかなかできない。私だってベトナム在住11年目ですよ。いや、ほんと感激。

しかしそれにしても。
まだ収穫には早いとはいえ、いろんな種類のライチがある!ライチに種類があるってのは聞いてたけど、こんなにも!

8種類、だったかな。
これからのシーズン、順々に成っていくんですって。

ふふふ。
少しずつ色づいてるのが、かわいいね♪
ちなみに種類によっては、まだちょっと熟れてないかな?という色味のものでも、それはそれで美味しくて!

もちろん熟れてるのは、さらに美味しい!!

あああああっ、かわいい!かわいいよライチ!!!
なんて愛らしい!

そして、でかい!

プルっと剥いても、でかい!
ぽいっと口に入れると、ブッシャー!と広がる果汁、プルプルと跳ねる果肉!うおおおおお!なんだこれええええ!!!

違う…私が知ってるライチと、違う…

私が今まで食べてきたライチって、なんだったんだー!!!
いや、それらも美味しかったけど、これは、別格!!!ふおおおおおおお!

愕然、という言葉を全身で表現して立ち尽くしたライチ畑の中。うっわぁ…すっごいっ。ましてや摘みたて…!

流石にここまで青いのはもうちょっとって感じだけど、青いライチが見られるというのもまた私には経験。こうやってネットに残せる時代で本当によかったよ。。。

そして次々に現れる別品種。
かわいい。。。

 

そして、農場主さんのこの笑顔。
もうね、ライチが好きで好きで仕方ないって感じで、始終嬉しそうにお話ししてくださってたw

農家さんって、収穫物がふんだんに在るから食べ飽きたりして「もうお腹いっぱい」ってケースもよく聞くんだけど、こちらの農園主さんは、本当にライチが大好きみたいでwww

 

それにしても、このライチの美しさと言ったら!
もうね、皮むかなくてもすごくいい香り!

なんと贅沢なことか。
幸せすぎる。
こんな機会に恵まれるとか、自分にしてみると、ただ事ではない。ありがたい。

摘み方、品種ごとの時期など

たぶんこれからのライチ狩りに行くと、まずはこの品種に遭遇できるのかと。

どれも同じに見える?
それがですねー、品種によって結構香りも味も違う!もちろん皮の様子も違ったりするのですが、いやーっ、ライチの食べ比べとか、私前世でどんな徳を積んだんだ?!

下の品種は、6月中旬以降とのことで、近々に農園に行った人は遭遇できないかもしれませんが、幻だわねえ。。。

まず日本にはなかなか入ってないだろう、ってか、南部にすら来ないかも。そもそも、Thanh Haのライチは輸出用で国内にもそんなに出回らないと聞くし。

ライチは、ライチで在るだけで、ありがたいし美味しいと思ってたけど、なんかね、別格。こんなに違うのか?って本当に驚きますよ!

ライチ狩りに行った方の特典!

ライチ狩り、というスペシャルイベントに参加できるだけでも人生の特典という気がしますが、ライチ狩りに行かれた方は、ライチの生蜂蜜がお得に買えます。

詳しくはこちら!

北部の人には朗報!27日に販売会!

ということで、北部の人には朗報!
ライチ狩りに行ける人ばかりじゃないですよね。そんな方にはこの販売会にぜひ!

まず午前中は、Tay Hoの、もみじさんにて!
午後は、Linh Langの富分さんにて!

今回の販売品種は、

2番Vải Trứng Trắng(ヴァイチュンチャン)
4番Vải U Hồng (Nhỡ)(ヴァイウーホン、ヴァイニュー)
の2種類。

 

「チュンチャンの方は1本の木に少ししか実がならない品種で収穫量が少ないため、食べ比べをして頂くのに少しだけお出ししますがライチ狩りはできない品種です」

とのこと。
ライチ狩りに行っても遭遇できない代物が、この機会に…っ!!
まぢでハノイ滞在伸ばしたいくらいに羨ましいですwww

初物であるだけでなく、ライチの本場のThanh Haのプリップリの新鮮ライチ。のみならず、ライチ狩りに行っても食べる事ができない希少品種の販売。。。

もうね、ハノイに住んでる方の特権ですこれ。
楽しんでください。そしてよかったらお話し聞かせてくださいませ。よだれ垂らしながらお伺いしますー(笑)

Channel Kaz さんのライチ狩り動画!@LALA-LYCHEEE ⬅︎NEW!

今回の農園にご一緒させていただいた、KazさんのYoutubeチャンネルにて、LALA-LYCHEEEさんでのライチ狩りの様子や、この時期にわかに忙しくなる村の様子、そして原木の、私の写真では伝えられない空気感などをご覧ください!

や、映像作れる人って、すごい。
躍動感が違いますな。

私が伝えられない部分なので、今回、コラボさせていただき大変に嬉しいです!

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

 

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