一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ビンズン◇中華巡りをしている中に忽然と現れる素敵カフェ・南国の風と雑踏をBGMに浸れる空間 ~ The Oasis Coffee

カフェ

最近お気に入りのBinh Duongの一角に、素敵カフェがあるのです。大きな構えなので、Binh Duong にゆかりのある方ならご存知かも?

一帯を仕切るOasis Group?

操業を終えた工業地帯はシンとしてますが、ある道路を超えると途端に活気に溢れるこの地域。今は人が少ないのだと思いますが、それでも元気。

で、最近気に入ってこの界隈の中華けいのお店を絨毯爆撃してるわけですが、ちょうど今自分が回ってるエリアの真ん中くらいの角地に大きく構えるこちら。

店名にある、Oasis という文字を、この界隈では凄まじい頻度で見かけます。主にレジデンスやホテル系。おそらくこの辺の開発をリーディングしている会社?

この中華系のお店の多い一角はかなり賑わう繁華街なのですが、非常に整然とした町並みで、割に近年の都市開発的事業の産物なのかもしれない。想像ですが。

そんな場所にあるこちらのカフェは、こう行っちゃなんですが、こういう場所にあるにしては随分とゴージャス。といっても、きんきら系ゴージャスではなく、ベトナミーズゴージャス。

どういうことかと言いますと…?

こういうことです(笑)
ヤーッ、凄まじい床面積に木目で攻め倒したデザイン、大掛かりな螺旋階段は2つも構えられ…

こういう立体的なストラクチャは洋を感じさせますが、実にアジアンな要素も多く、混沌としながらも一、スタイルを築いてしまってるのがベトナム的だなあ、と、自分的には勝手に解釈。

いやそれにしても。

このドラマティックな階段と言い、 ローカルエリアにあるとは思えない様相。上から見ると鯉もいます(笑)

鯉のいるところには、ちょっとした橋のようなものがあるのもまたベトナム的。同時に日本にもある橋のようで、本当に色々な要素が融合している感じ。

さらには、こういう建具のようなものがとてもゴージャス。
いつも不思議に思うのですが、施工や、みぢかなところではコンセントや壁に楯突ける何かが斜めってるなど、その辺が雑と言われがちなベトナムなのに、こういうサイクはとても細かく、実に美しかったりするんですよね。

縫製や工芸品の製作において、手先が器用な人が多いと言われるのもまたベトナムで、なんとも双極にある要素が混在してるのだなあ、と。

2階に上がると、またこの建具が圧巻なので、もし訪れることがあったらぜひとも2階の席に行って見てほしい。

上から見下ろすのもまた美しく、気候の良い時はテラス席も心地好さそう。こうやって通りを見下ろす席を設けるのもまた、ベトナム的かなと。

しかしこのランプシェードは見事な大きさ、配置と数。
これ、夜明かりが入ったらまた違って見えて綺麗なんだろうなあ。

テラス席も素敵だったけど、日中は流石にちょっと私には暑かったのでこの日はパス。

ローカルの方は好んでテラス席にいらしたようですけどね(笑)

メニュー

やあ、写真ばかり撮ってないで飲み物頼めよ、ここはカフェだ。ってわけで、やっと席を決めてメニューを拝見。

こんだけあちこち見ておきながら、席を決めた理由は「電源が近くにあったから」なんて色気のないものだったことはお詫び申し上げるw

は?
なんだ、この値段は…?コーヒーが23kからだと????ホーチミンなら路上の店でも20kするとことかザラだぞ???は???

そうか、きっと他のメニューでがっつりとるんだな?こんなにお写真撮らせてもらったのだから、ちょっといいのを頼もうじゃないか。

は????
ど、どこまで行っても安いんですが…?

は?(・∀・)

コーヒーおいちい

というわけで、値段が高いのを…と思っても大して変わらなかったのと、まずはコーヒーを飲んで見たかったので、店名を冠した、Cafe Oasis Dac Biet というやつを。

おおっなるほど、ちょっと小ぶり!いいじゃないかいいじゃないか。長居するときは、こういうのを2杯いただくという手もあるわけだ!

えらく下の白いミルク部分が多く、「練乳?!」と最初はビビったが、どうやら少しだけ甘みをつけた生クリーム的な。コーヒーと混ざっちゃってたから確実にはわからないけど、ミルクより重く、練乳よりは軽く。

イメージでいうなら、ウインナーコーヒーのアップサイドダウン版?コーヒー部分ももちろん美味しくて、私はすっかりお気に入り。

なにより…

テラス席まで上がってくる雑踏の音とか、ふと目を上げると、こんな様子が目に入るとか…

今は季節的にも良い頃で、風が良く吹き抜けていて心地よく、南国のカフェたるもの、って感じで、ただただひたすらそこにいるのが私には幸せ。

あまりに幸せで、ホーチミンに来てからの楽しかったことをつらつらと思い出したり、旦那さんとここに来たいなーなどということをツラツラ考えていたらあっという間に時間が溶け、せっかく電源近くに座ったのに全くPC作業が進まなかったので部屋に戻ることに(笑)

あ、これよかった。

1回と2階をリフトが繋いでて、オーダーと注文品が行き来させてました。これだと、店員さんが階段を駆け上がったりしなくていいから楽だよね。ミスも少なく、きっとお店側にもう効率的。

ってか、うん。
やっぱこのOasisグループってのが、どういうところか存じませんが、こういうゆとりを作れる程度には大手さんなのですね。すごい。

夜も来ちゃった!

旦那さんも来たいなーと思っていたら、夜ご飯を一緒に食べた旦那さんから「あそこのカフェ行こう♪」と言ってもらえたので、「しめたっ」とばかりに夜も訪問。

おおお、ここは夜の方が本領発揮か?

屋内の照明は、ベースの灯りが結構明るくて、そんなにコントラストも出ず、幻想的というわけじゃなかったけど、やっぱり昼より綺麗だった♪

そして建具は、意識して照明をセッティングされているだけあって、昼間の自然光より綺麗じゃない?!

ややっ、写真写りが良いので、実際に見るよりも若干よく撮れてる気はしますが、写真は写真だけで価値が成立するので良しとします。これは、よくないか?もっと上手な人が撮ったらさらに表情が変わりそう!

夜風が心地よかったので、今回はテラス席にて、下の道路を忙しく行き来するバイクの波を見ながら。

このライチティ、よくあるように紅茶にライチかと思ったら、香りの高いジャスミンティーに、缶詰ライチの甘みを添えてて、めーーーーちゃーーーくーーーーちゃーーーおしゃれなレシピ!

ジャスミンティが身近な国ならではのレシピかなあ。日本人的にはあまり思いつかない気がする。でもこれ、日本人にもきっと好きな人たくさんいる。とても、おいしかった。

今回のはちょっとお高めで、45kでしたけどね( ̄^ ̄)(220円くらいや…)

このカフェで、儲けようというかんじではないのだろうな。都市計画としてこの辺一帯を開発するにあたり、憩いの場的な感じで作られているのだろうか。それにしては金がかかりすぎてる気がするが…

ゆとりのあるところは、お金儲けが目的でなくこういうものをつくったりするのだろうな。庶民の私には発想できないことではあるが、なんにせよこの界隈に来たら恩恵に預からせていただこう。

大変心地よいカフェです。
そしてホーチミン1区の街中では、構えにくい規模のカフェなので、私的には行く価値アリアリ。ドリンクも美味しいし、カフェは他にも色々あるけど、この区域では一押しのカフェだと思います!


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

The Oasis Coffee
65-77 Duong D11, An Phu, Binh Dugon

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