ちょっと10区に用事があって、どうせだったら近くでなんか探そうよ、ということで、目をつけたのがこちら。なかなか賭けではあったのですが…?
10区のヘムの奥の奥
さあ、ホーチミン在住の人だったら、その発音に苦労することが一度はあったであろう、
Cách Mạng Tháng Tám
綴りも長いし、CMT8、なんて書かれたりもしますよね。無理やりカタカナで書くとしたら、カッ(ク)マンタンタンなのですが、まあもちろんそれでは通じない。
正しく発音すると最後の二つのタンタン部分は全く違う音なのだそうで、まあこの住所のどこかに行く時はいつも事前にメモか携帯表示ができるようにして車を捕まえていたものでした(Uber・Grab以前)。
なあ。こんなところにお店があるのか?
というヘムの中。車がちょっと入りにくそうだったので、適当なところで降りて歩くことに。
Google Mapを見ながら近づいて行くと、ちょっとお店の数が増えてきた!おおっ、ペラペラ庇のあるローカル店かな?と思ってたら…?
お。
おおおおおっ、なんか立派な建物が!
ってか、まさかの自社ビル?!
実はなぜ賭けだったかというと、ここの情報、Gogle Map の投稿写真によると、いろーんな料理があるっぽかったんです。でも私が目をつけたのは、牛さん型鉄板のローカルステーキで、でもお肉が異様にいい感じで、すごくミスマッチだったの。
その違和感が忘れられなくて、でも一緒に行った情報収拾の達人が他のサイトでも総合して見てくれたところ…
どうやら精肉屋らしい?そしてステーキ以外の料理はないらしい。ただの肉屋ならイメージ写真としてステーキ画像を載せてた可能性がある。何分にも、その店にない料理の写真を放置してるくらいだし、もうどれが正しい情報かがわからない。
無駄足を踏ませてはいけない、と、友達に「別のお店にしようか?」と行ったら、
「でもま、ダメでも近くに別の料理が美味しそうなお店もあるから行って見ましょうよ!」
と即答。
ああ、好き…っ(笑)
レストラン、というか、即席スペース
で、お店のままで行ってみると…?
あらっ。結構なお客さんの数。この手前にも数人、すでにいらっしゃいました。でもここはレストランという感じではなく…
肉屋さん?(・∀・)
彼らの後ろの冷蔵ケースが物語る通り(笑)
で、幸いにもこうしてすでにお店で食べてる人がいたので安心して入れましたが、これ、ノーゲストだったらかなりためらったかもしれない。
そして見た感じ店内にあるテーブルとイスはお客さんでいっぱいだったので、待ちになるかなーと思ったら…
奥から折りたたみ式のテーブルと低いイスを持ってきてくれて、はい、席追加。このフレキシビリティ、流石のベトナム(๑•̀‧̫•́๑)
ちなみに一応店の外にも席があって、ここはものを食べられるところだよというアピールはされてるようです。
でも暑かったので、ここはなんとか屋内席(エアコンあり)を確保させてもらおうと粘ったのですが、しれっと中に入って待って見た甲斐がありましたw
メニューはシンプル、ステーキだけ!
で、店内にはこれ。
わっかりやす!!(笑)
そう、ベトナムでは朝食バリエーションにステーキがある。と行っても通常はローカルだと25ktか30kくらいで安い肉を使い、パテその他の練り物、玉子と盛り合わせたものが多い。
そしてこの金額だとちょっとお高め。まあローカルの代表です!みたいな顔をしている、あまり私は好きではない名店と呼ばれるお店のものだと65kとか80kとかするものもあるから、不自然すぎるほどの高さではないけど…
少なくとも他の料理はやっぱりなく、ステーキ一択。
3つ価格があるのは、その量かな?と思ったのですが、もしかしたら質も違うかもと思い、100kのもの150kのものを頼んで見ました!
Dac Bietのは、これだからね!と、おばちゃんが後ろに見えてる冷蔵ケースから真空パックに大事に保管されたお肉をこちらに見せながら表に持っていく。これあれだ。オージー牛を輸入している会社だな?
で、多分メインは卸売とかで、でもせっかく手元にいい肉あるから、焼いてお客に食べてもらおう!みたいなノリなのかと。
で、その美味しそうなお肉をおばちゃんが店先にいるおじちゃんに持っていくと…?
ファイアー!!!!(笑)
おっちゃんが表のグリルで焼いてくれる!火は一つだ。おそらく同時進行でバタバタやるのではなく、一つ一つ、焼き加減を見ながら勝負していると思われる。
でも焼き方を聞かれたわけじゃない。座ったら価格を基準にどれにするかを決めるだけだ。もしかしたらベトナム語がきっちりできたら細かくお願いできるのかもだけど、まずはお店に任せよう。
油ハネ対策推奨!
で、注文後ほどなくして先に出てきたのは、100kの方。
ぬおおおおおっ、美味しそうじゃん!!
牛さん鉄板で卵が乗っててパテもあって、よく見るローカルの朝ごはんステーキのように見えるけど、お肉が、ローカルのこの手のステーキのそれより段違いなのはすぐにわかる。
インタミニパンとサラダはデフォで付いてきます。
ってか。。。。
油ハネが、すごい!!
鉄板がめっちゃチンチンにされて出てくるため、お子さん連れの場合などは重々お気をつけて!ちぇりも気をつけた!!!(笑)
で、それをチミチミつまんでたのですが、ほどなくして150kのものが登場。
え。
あ、や、さっきのも美味しそうだったけど、えっ。
えええええっ!!!
なんか、もうオーラがすごい?!カットされたのちに焼かれてるんだけど、すごくふっくらしてて厚みもあって、めっちゃ美味しそうじゃないですかああああ!!!
パテや目玉焼きがついているのはローカルチックなのですが、この牛さん鉄板の上に乗るまじきお肉の質ですよ、これっ!!!
では、ここで動画で見て見ましょう( ・`ω・´)b
はーい、ジュウジュウジュウ!!
これはすごい!!!
ものもすごいが油ハネもかなりすごいので(笑)、汚れても悔いのない服を着ていくか、大きく広げられる紙ナプキン的なものを持参することを推奨。とにかくすごい。それだけにシズル感も満載なのですが、とにかく油がものすごく跳ねる。
でも負けずに食べる。
肉、美味しい。そしてそれとはコントラストを強くうもつ練り物ソーセージもあるんだが、これで箸休めだw パテも、美味しい。
用意されたタレは少量だけどもこれが独特。ただの醤油かと思ってたらあなた、ペッパーソースよ、ペッパーソース。フレッシュな生コショウを使ったおそらくは自家製のタレ!凝ってる!
しかし…ちょっとノリが悪い。お肉のジューシーさとソースのサラサラ加減が拮抗して、ちょっと味が乗らない感じ。
いや、ソースがなくても十分美味しかったので、ソースのノリの悪さはさほど問題にもならなかったのですが…ソース、美味しいんですよ。これは、勿体無い。ということで…?
パンはソースを食べるための媒体である
せっかく乗ってる目玉焼き、これがまた半熟でいい感じだったのでそれを潰してですね。
ああ、美味しそう。
ちょっとお肉を絡めておきます。
そしてちぎったパンの中身露出させるよううに割り、
ソースを浸します。
そこに卵を絡めたステーキやらトマトやら葉っぱやらバフっと挟んで、食べる!
卓上に醤油とチリソースがあるので、もしピリ辛がお好きな方はチリソーsも。
こうするとソースをたっぷり味わえて、これまた確実。パンの生地に水分を浸すなんて、と思われるかもしれませんが、ベトナムのこのバインミーの生地はご存知の通り、とても軽い。
軽いからこそ水分が含まれると、例えば食パンが水分を含んだ時のべジョッとした感じにはならず、ソース止める何か、となり、不快な食感は一切ない。
考えたら、バインミーにもヌクマムをビヤー!!!っとかけているけど、「濡れたパン生地」という不快な食感はあまりないかと思われる(ミルクティに浸したパンなど、意図的にやったやつは美味しいこともあるけど)。
肉をパンに挟むのは、実は隣のおいちゃんがやっていたので真似っこしました(・∀・) でもパンにソースを浸すのはやってなかった(๑•̀‧̫•́๑)(そんな大したことじゃない)
美味しいよっ。おすすめっ。
奥深すぎるベトナムのローカルご飯
ってか…このローカル且つこの金額のステーキに、生コショウを使ったソー数をつける、このセンス。。。すげーよベトナム、かっこよっすぎる。。。
ただ美味しいだけじゃなく、風呂椅子的地面の近さに座り込んで、油まみれになりながら感動するの巻。しかも本来、ご飯を食べるところでもない。ただそこにスペースがあるから、売り物の肉を使って簡易飯屋。
しかもそこそこ流行ってる。ヘムの奥の奥の立地で、決して人目に立つ店じゃないのにファンが多い。おお、ここは日本人はまだもしかしたらあまり来られていないのではないか?とちょっと悦に入ってたら…
日本人のお仕事中らしき男性が二人、入って来られてあらびっくりヽ(・∀・)ノ
おどおどとした入り方をした私たちとは違って、とっても手慣れててスマートに注文されていたので、常連さんなのだろうと予測。
いやー、先達はあらまほしき事なり。どこに行っても、先陣方はいらっしゃるもの。
彼らから直接教えてもらったわけではないけど、そのお店で「美味しいね!」と召し上がってる方が呼ぶ信号、みたいなものって絶対あるもの。ここへの導きに、彼らの「美味しい」もあったかもしれない。ありがたや(-人-)
なんにしても…ふふふ。
なかなか楽しいお店でした。これだからホーチミンのうまいもん散策はやめられない!!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Aussie Meat Restaurant
595/29A3 Cach Mang Thang Tam, Q.10
Time : 07:00 – 21:00
Spent : 150,000vnd/person
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