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ホーチミンのお土産定番のナッツで気をつけたいこと

ちぇり info(生活情報)

ホーチミンお土産の定番、ナッツ。私もことあるごとに強く強くオススメしてきました。

が、ある誤った認識の下にオススメしていたことを、本日強くお詫びいたします。正しい認識を得て、ここに謝罪と、皆さまの認知もお願いしたく。

 

検疫について

 

ベトナムから日本にお土産を買って行く場合。

肉類・肉製品や生きた植物・果物などが(極一部を除き)日本への持ち込みが禁止されていることは広く知られているところと思います。

ただ知られていながらも「自分だけなら、見つからなければ大丈夫だろう」という認識の方が少なくないという事実もあります。

なぜ検疫があるかというと、害虫を日本に持ち込ませないため。日本の農業を守るため。もしくは、害虫によるその他の被害を持ち込まないため。結局は日本のため、自分たちのためなのですが…

 

 

軽んじている人がいるんですね。残念なことに。

検査を受ければ大丈夫なのでは?というご意見もありますが、検査というのは果物の中まで調べるということで、実質その果物は食べられなくなる=持ち込み不可なのです。

入国経路がわからない外来種により汚染され、島の農作物が一年間出荷停止になったなんて話があります。すごく深刻なお話です。

だから取り締まりも厳しくなっており、最近は果物を嗅ぎ分けるワンちゃん(検疫探知犬)が空港で活躍していたりしますよね。

 

 

あれ、麻薬などだけのためじゃないんです。果物や肉類も嗅ぎ分けられるよう、訓練されてます。そして見つかった場合、ちゃんと罰則もあります。

正直なところ、罰則があるからやらない、ではなく、その意味を知って、甚大な被害を作っても責任を取らないままに人生を過ごしていくことに対してどう思うかというところから律してほしいと思いますが。。。

バレなければ問題ない。自分が人の人生を壊しても追求されなきゃ問題ない、と考える人がいるから、持ち込み事例が尽きないんですよね。とても残念なことです。

 

 

私なんかはビビリなので、もし無意識・無認識のうちに甚大な被害の原因を作って、それを償う機会も得られないなんて恐ろしくて仕方がないんですが、そう考えない人もいるようで。

そんなわけで、生フルーツは持ち込まないし、やろうとしている人がいたら、それが身近な人で角が立っても、止めていました。それでも続けようとする人とは距離を置き、徹底してきたつもりだったのですが。。。

 

 

ナッツに対する誤った認識

 

本当にお恥ずかしい話です。
人に対して厳しいこと言って置きながら、自分の認識が違っていました。ナッツについて。

これは加熱もされており虫の心配がなく、そこから発芽の可能性は除かれ、そのまま持ち込んでも良いものとして、安全で簡易なお土産物としてたくさんの人にオススメしてきました。

が、実は日本到着時に、検疫に提出する義務があったのです。

諸々のアイテムには、持ち込みが禁止されているものと許されているものがまずあります。

そして許されているものの中には、ベトナムでの検査証の添付が必要なものとそうでないものがあります。

お米などはベトナムの検査機関で検査の上、証明書の添付した上でさらに日本の植物検疫所での検査が必要になり、ちょっと手間がかかります。これを体験したいと思いつつ、まだできていないのは申し訳ない。

そしてナッツは。。。

 

 

 

検査証明を必要としないけれども、「輸入検査の受験は必要」。
なんてことだ。

 

 

 

これらを持ち込む際には、植物検疫での目視検査が必要になるそうです。このことに気づいた旦那さんが、先日検査所にナッツを提出した時に聞いたところ。。。

過去に殻付きのクルミがNGになったことがあるってことで、上に問い合わせをしてくれたところ、ベトナムんマカダミアナッツ関連の病気や害虫はないってことで、OKだったそうです。その他のナッツも全部無事。

ただし、今後も持ち込むときは都度確認させてほしい、と言われたとのこと。原産地とか乾燥度合い、虫やカビがついていないかなどをチェックしているそう。

なのでちゃんとしたものであればここで没収はないと思われますが、

 

検査は必要。

 

ごめんなさい。
これまでの認識が誤ってました。

今後、ナッツを日本に持ち帰ったときは、植物検疫カウンターに申し出ます。そもそも虫やカビがついたものだったとしたら、持ち込めたって食べるのはちょっと、ですしね。

生の果物や植物に関して厳しいことを常々言っていたくせに、全くの片手落ちで本当にお恥ずかしいことです。そしてその誤った認識の上で発した言葉が、

 

「ナッツは日本への持ち込みがスルー」

 

という印象を与えてしまってたとしたら、深くお詫びいたします。申し訳ありませんでした。

お土産は、国間の大きなトラブルを起こさないように扱って、安心・安全に楽しみましょう。もし「知らなかった」という方がいたら、認識の変更をお願いいたします。

 

 

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