一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【年末日本】熱海の温泉初体験!! ~ 金城館

@静岡

東京の次に用事があるのが浜松で、間に1日余裕があったので途中になんかないかなーと見ていたら…

あら。熱海がある。あの2時間ドラマで連続殺人事件がよく起ってるとこ(そう言う認識やめましょうね)。結構耳にしているのに、未だ行ったことがない。そうだ、熱海へ行こう!

 

 

東京からだとバスを出してくれる宿もあります

 

日本全国の有名な土地名を耳にすることはあっても、それがどこにあるかは全くと行って良いほど把握できてない地図オンチ。なんせ横浜県とか神戸県、名古屋県が存在すると思ってたくらいの地図オンチ。それが子供の頃とかじゃなく、社会人になって結構するまでのことでしたからね、本当にひどい。。。

で、今年は静岡が東京から割に近いと言うことを発見したのですが、今回はそれよりもさらに近くに熱海があると言うことを発見。見てみると、直前でもお宿が割に安い。ビジネスホテルくらいの価格の宿がゴロゴロある。

 

 

そうか、ちょっと寂れてきたとか聞こえてたもんな。昔ほどの賑わいはもうないかもしれんが、温泉に入れるってのは魅力がある。電車でも2000円せず行ける範囲だ。よし決めた、行くぞ熱海。

ホテル予約サイトを色々見てると、東京からはバスを出してくれるお宿も多いようですね。ただし、バス会社に依頼をする必要があるので、前日の遅くに伝えても無理。ゆとりを持った予約に越したことはありません。

 

 

賑わう熱海の駅周り

 

さて、駅に着いて見たら驚いた。
賑わってるやないかーい!!

 

 

ごめんなさい、勝手になんか、もうちょっと寂れてるんだと思い込んでた。。。ってな話をしてましたら、「頑張ってんですよ、熱海。一時期は低迷してたけど、色々頑張ってたみたいで」と。

ほぉ。そこらへんは「ガイアの夜明け」とか「未来世紀ジパング」とかでやってたりするのかもしれない。確かに駅前には大きな足湯を作って見たりもしていたし(あまりにも人が使っていたので写真は自粛)目の前には捨て置けない看板が。。。

 

 

な、なんか迫力あるなぁ、と思ってたら、その昔、熱海が大いに栄えてた頃からあって、地元では定番のお店のようですね。私世代ではありませんが、名前は聞こえてるお方ですし、なんか知らんが存在感がすごいですなw

 

そういえば、駅周りんは仲見世的におみやげ物屋が並ぶ商店街みたいなものもありまして、例えば宿に入れるまでに時間があるとか、帰りの電車までにちょっと時間があるというときは、お散歩してみるのも良いかもです。

 

   

 

その際気になるのが手荷物ですが、駅にもコインロッカーがあります。でもそれ、500円とか600円とかのケースが多く、これだけ人が集まってると、混み合って一個も空いてないこともある。私の時も空いてませんでした。

そういうときは、というか、最初から、こちらを使う方がお得だったりするのでお知らせです。駅を背にして真正面、やや左側の方にこういう商業施設がありまして、その1階に荷物預かり所がありまして、そこはなんと1個300円。サイズも、よほど法外じゃなければ気にしなくてよし。これはありがたい。

私もここに荷物を預けて、のんびり散策して来ました(^・^)

 

 

お宿はコッテリ温泉宿!

 

今回泊まったお宿は、金城館。この付近にいくつも宿を持つ大手の伊東園グループさんというところがやってるのだとか。宿情報を見るとかなり古そう。

 

 

でもいいんです。温泉宿が古いって滋味あるじゃないですか。

ただ、間に合えば東京からのバスがあるってことと、この季節限定・カニ食べ放題&金目づくしにつられました(–)/ でもまぁ、温泉宿のビュッフェだからね。そんなに期待はせずに参りましょう!

まずこちら、タオルなどのアメニティはお部屋にあるとのことでしたが、浴衣は各自のサイズを選んでから部屋に持っていくスタイル。助かる。私のようなチビは、おはしょり作っても着崩れて、ズーリズーリと床を掃除する羽目になること多々ですからね。。。

 

 

ザ・温泉宿なロビーがいいね。昭和な空気が漂ってる。

 

 

栄華を誇った頃に増設に増設を重ねたみたいで、本館・他館との行き来がなかなかラビリンスでしたが、着いて見ると、お部屋への通路はこんな感じ。あらいい具合(^・^)

 

 

お部屋に入ると、玄関の上り口みたいなのがあって、その奥に居間。

 

 

ひっろーい!!これは20ちぇりロールくらいありそうだ!(1ちぇりロール=仰向けに寝て横に転がり俯向きになり、さらにゴロンとなって仰向けに戻ったところで1ちぇりロール)

そしてアレがある、アレが!!

 

 

部屋の奥、ガラス戸の手前に、低いテーブルと椅子が置いてあって、温泉に入った後ビールをグビリとやるところ!!(どんな説明ですか)

 

 

大浴場の写真はもちろん撮れないわけですが、こちらお部屋にもお湯を楽しめるスペースがありまして、湯船がまた風情があった。

 

 

湯抜き口がなく、入れすぎると淵からバンバン溢れてくやつ。ザリザリとした有田焼みたいな色合いと肌触りで、滑りにくくなってるのも良い感じ。

で、大浴場より、コーッテリとしたお湯が潤沢に出るんです(๑•̀‧̫•́๑)

もーこれが気持ちよくって気持ちよくって!!
大浴場まではちょっと距離があるわけですが、これは内湯。ドアを開ければすぐそこに温泉が。もうね、お湯に入ってジョワーッとあったまったら外に出て、ふへーっと湯気を上げつつ熱を冷まし、冷めきらないところでまたお湯に入ってジョワーッと。。。

煮物のセオリーだなこれ。煮物は冷める時に味が染み込む。ってことは、湯から上がって体を冷ましてる時に、温泉成分が体に染み込む?!(違います)

何はともあれ、さすが熱海は温泉街として聞こえたところ。初めて入ったけど、すごい良いお湯。気持ち良いわぁ(*´ω`)

 

 

さて問題のお食事群

 

さて、熱海が盛り返した理由の一つに、宿の食事があるそうです。グレードを上げたところもあるのかもしれませんが、「ビュッフェ方式に切り替えたこと」で難局を乗り切ったところも多いのだとか。

 

 

ビュッフェって、食べ放題でたくさん食べられちゃうと損じゃない?って感じる人もいるかもですが、ある程度の客数を見込める場合は、まぁまず店側が負けることはない。

そしてどのくらい手間をかけるかにもよるのですが、ホールの人員まで入れて考えると、人件費を大幅に縮小できます。もちろん、縮小だけを目的にしないビュッフェもあるので、一概に「ビュッフェはコストダウンできる」とは言いませんが…(星野リゾートさん系列とか、すごい注力してますものね)

そんなわけで、熱海の温泉宿は以前に比べるとビュッフェスタイルのお宿が増えたのだそうです。お客さんもそちらを喜ばれる方が多いのかもしれませんね。あと、老若男女を問わずに楽しめる内容であるということも大きいかも。

温泉宿のお膳は、大人には良いけど子供にはちょっとってこともあっただろうし、味付けに関して世代間で幅もありますしね。その点ビュッフェなら、個人個人が好きなものだけ食べられる。合わなかったらごめんなさいする量も少量。色々合理的なんでしょう。

 

 

こちらはお酒の飲み放題も90分ついていて、ビールはもちろん日本酒から焼酎などなど色々あるけど、スパークリングワインってのもありました。まぁうん、味はそれなりですが(笑)、努力は垣間見れるわけです。

で、お目当のカニですが…

 

 

これは見事に鬼滑りました(笑)
みてくださいこれ。

 

 

シースルーで見える様子は「半分空っぽ)w 中には身が入っていない足などもあって、これはいくら食べ放題でもいやはやウハハ(笑)

 

 

それでも目利きをして身を崩さないように出すとこんな感じになるのですが、選ぶところからやっていると骨が折れるのでカニはそこそこ。お次は金目。

 

 

金目づくし、という呼び方に違わぬよう、ざっとみただけでも7〜8種類は金目の料理があったと思います。調理は至極残念だったのですが、看板には偽りなし(笑)

え?美味しくなかったのになぜ、そんなに平気そうにしてるかって?

それは、食事の目的が違うからです。良いレストランは、美味しいものを出す、というのが大前提かもしれませんが、「楽しくその場を過ごしてもらう」ということが主目的のこともあると思うんです。

限られた時間やコストの中でお客さんに楽しんでもらうために、こちらのお宿では、品数をたくさん出すということに注力されたのだと思います。

ただ単にコストを下げたい、手を抜きたい、だけならこんなことはしないと思うんですよね。

 

 

金目の鍋。一人分ずつに鍋に材料が入れられていて、卓上に固形コンロを持って行って温めるシステムなのですが、お出汁が3種類も用意されてる。

チゲだし、和風だし、ゆずだし。この中から好きなものをお鍋に注いでテーブルに持って行って温める。そのだし自体はもしかしたら出来合かもしれない。手はかかっていないかも。でも一種類でも良いわけじゃないですか。それでも誰も文句は言わない。でも、3種類。

 

 

正直、ここのお宿にお料理目当てで来るか?と言われたら、2回目はないと思います。が、実際の会場の様子を射ていると、小さいお子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまでが、あれは何、これは美味しかったよなどと料理を囲んで、実に楽しそうに食事をされていたわけです。

これを、自分の口に合わないものがあったからって、ダメだ、という気にはなれなかったんですよねー。

たくさんのものを楽しんでもらいたいという気持ちにはほら、この、仕切りのついたトレイにも表れてるわけですし。

そもそもこちらのお宿、この日の定価が9千円くらいだったんです。それで晩御飯も朝食もついてる。それで素晴らしい温泉がついてて、広いお部屋をゴロンゴロン転がれて、駅の送迎までついてるわけですからね。「相応」と言えるのではないかなぁと。

 

 

イマイチなビュッフェ朝食のコツ!

 

さて、とはいえ、美味しくないものばかりで腹を満たすのは忍びない。もう先行きのことを考えても、我が人生の食事の回数というのは限られているのです。できるなら美味しいもので満たしたい。

 

 

 

ってわけで一通りをとってはみましたが、やはり煮物系はほとんど業務用惣菜ですね。不味くはないです。ただ、見ただけでそれとわかるものの味って、非常に単調。素材が違っても後口が同じというか。

野菜も、こういうところでは油断なりません。生野菜はともかくとして、茹で野菜。それすらも冷凍のものを使っていることがあり、現にこちらではブロッコリーやカリフラワーが冷凍で、もう本来の食感をとどめない別物に。。(さすがにこれは食べられなかった)

そういう朝食に当たった時はどうするか。

 

 

出来合だからこそ、美味しいものを選ぶのです。例えば納豆、例えばなめこ。家で食べるにしたって、それらはさすがに一から手作りはしないでしょう?

お漬物や梅干し、オクラを刻んだだけのものもいいかもしれない。その辺で美味しくいただく。楽しみは減るかもだけど、宿の価格を考えたら、選んで美味しく食べれたら御の字。納豆とかも有効ですね( ・`ω・´)b

 

 

熱海駅周り

 

さて、帰りも送迎バスで駅まで送ってもらって、ちょっと時間があったので、周囲を散策して見ることに。片道数百メートルの、行って、一本横の道を帰ってくるだけのシンプルな通り。

なんか。。。やたらに温泉饅頭が多い(・∀・;

 

 

あっちこっちで蒸してるんだが、頼む。そのどこかでシューマイ蒸かしてくれてたら速攻で買うからぜひ蒸かして(笑)

通りにやたら、レトロな感じの看板があったのの印象的だなー。そっちのイメージで街全体が行ってるって感じでもないけど、この看板を出してるところに共通点があるのかな。

 

 

風情ある乾物屋さんもあって、お店によっては干してるものをその場で炙って食べさせてくれるところもあったみたい。

 

 

賑わってるお店は、お客さんでぎゅうぎゅう。ビールは…あったかなー?

 

 

あ、気になりました?真ん中ちょっと上のところにある丸い輪っかみたいなの。マグロの尾の身ですね。これも一夜干しくらいにしてあるのかな。

 

 

お店が混雑してたのでこれはいただきませんでしたが、こちらをいただきました。

 

 

カバヽ(・∀・)ノ

じゃなくて、熱海プリン♪
温泉街にはおまんじゅうと同じくらい定番のお菓子になったますよね。そしてこちらのプリンはロゴが、カバヽ(・∀・)ノ

 

 

カラメルが別添えで、カバの容器に入ってる。うん、これは豚じゃないです。カバなんです。カバですよ。誰がなん言おうとカバなんですっっ。

というわけで、このカバの容器、持って帰ってきちゃった(笑)

プリンの恥は、柔らかすぎず、硬すぎずの程よい硬さで、そのくせ口に入れるととーってもなめらか。何よりカラメルが、ちゃんとお鍋で砂糖を焦がして、そこにジャジャー!!とお湯を入れて伸ばすという実直なやつ。且つ、ほんのり苦味のある大人のカラメル。

 

 

お席こそないものの、お店の横にカウンターがあり、そこで立ち食いしていけるスタイル。プリンをカスタードクリームに見立てたクリームパンもあったりして、宿に持ち帰る方も多いようでしたね。

よくある味だとは思うけれども、そこは温泉街の名物ですしね。せっかくなので、甘いものが苦手でない方は是非お試しあれ♪

 

 

それにしてもこのカバかわいい。
熱海プリンじゃなくて、カバプリンって覚えちゃいそう。そしてそれでもわかってくれる人いそうw

 

熱海ね、派手やかな温泉街ではないけれど、活気があって頑張ってる感が伝わってくるし、何よりお湯が最高でした。お宿もいろいろ試してみたいし、すっかり味をしめてしまったので、またお湯に浸かりに行きたいわぁ(*´ω`)

 

 

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