一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

グラスフェッド / グレインフェッド お肉の違いは?

食品

一時期流行った Grass-fedバター、ならぬ、今回はGrass-fedビーフ!その名の通り、牧草のみを食べて育った牛さんのことです。希少だというのは聞いているのでなんとなーく「いいもの」な気がしますが。。。

問題は味ですよね。食べて普通に美味しいのですが、Grain-fedとどんな違いがあるのか興味が湧いて食べ比べ、やってみました♪

 

 

Grass-fed ビーフって、なんかいいことあるの?

 

まず、希少です。
穀類飼料を食べて育つ牛に比べて、牧草だけで育つ牛は肉づきが良くないので、可食部分がどうしても少なくなるそうです。且つ、脂がつきにくいので刺しも入らない。でもホーチミンで手に入るステーキ肉の多勢は赤身なので、この点はGrain-fedがマイナスになることはないかな。

そして草だけを餌として食べさせるには、広大な土地が必要になるのでコストもかかる。可食部分が少ない上に育てるコストも上がるとなれば、市場価格はどうしたって高くなる。

が、栄養価が非常に評価されてるらしい。例えば、鉄分・ビタミン・リノール酸・オメガ3&6脂肪酸が豊富で、低コレステロールということらしい。

そういえばGrass-fedという言葉を日本に急速にもたらした、完全無欠コーヒーに使われていたGrass-fedバターにもそういうことが言われてましたね。しかしまぁ、それにも増して気になるのは「味」。ごく一般的に売られてるGrain-fedのものとどんな違いがあるんでしょうね(^・^)

 

ホーチミンではどこで手に入る?

もしかしたら他のお店でも売っているかもしれませんが、私はここで最初に見つけて、その後もここで買っています。

 

そもそも豚肉・牛肉の仕入れはここですることが多いのですが、ちょっと家から遠いので、たまに行った時にまとめて買って冷凍保存。韓国食材店のように、サシの入ったオイリーなお肉はあまりないですが、赤身のお肉は豊富に揃ってます。

しかもここならローカル牛、輸入牛が複数と色々揃っており、また精肉コーナーの奥に吊るし肉があり、そこから切り出しているものもあるので、注文次第で大きな塊を切り出してもらうことも可能。

え?普通家庭ではそんなに大きな塊り肉なんて使わない?あ、そうですね…。

 

お値段高いんじゃない?

 

ええ、さっき言ったように、Grass-fedは希少肉。なのでお高くなるはず、なんですが…こちらがGrass-fed肉のお値段。

 

249.9 k / kg。あら。そんなに高くない。
125円 / g だったらごく普通。

ちなみにGrain-fedは…?

 

 

279.9k / kg。キロ、1400円くらい? 140円/g ??あれ???こっちの方が高いの???部位はよく似てるところを選んだつもりなんだけど。。。

まぁ何位しても大差ないってことかしらね(・∀・;

 

この値段は、ずっと以前から売られていた(でもおそらく輸入物だと思われる)一般的な棚にあるビーフよりも若干高いくらいで、大差ないです。なんてこと。そんな価格でGrass-fed、試せるの?!

ちなみにこんな表示がされています。

 

   

 

わかりやすい。
そしてGrain-fedはこんなロゴ。

 

 

さ、では調理してみましょう。

 

 

シンプルに焼いてみた

 

並べてみましょう。こんな感じ。大きさは若干違いますが、似た感じの良さげな赤みです。美味しそう( ̄¬ ̄)

 

 

これ、どちらも1枚o500gオーバーだったから、切り出して150gずつくらいを焼いてみました。なるべく同じ条件で、と思い、同じ時間に冷蔵庫から出し、同じタイミングでフライパンに乗せ、同じタイミングで引き上げ。。。を実行しましたが、家庭の器具でやることですから多少条件は変わってしまっていると思います。そこはご了承いただいた上で、の感想ですが…

 

 

Grain-Fedの方が軽い。旨味がないというわけじゃないのですが、Grain-fedの方が味が濃い感じがしました。ただし同時に、肉特有の香りも強い。人によっては「臭み」と取られることがあるかもしれないレベルの香り。ちなみに私は肉に関して、牛だろうがヤギだろうが羊だろうがうさぎだろうが(え)特有の香りは感じ取るけど、「臭い」とは思わない人。それがGrass-fedと比べると(お?)と思ったくらいですので、それだけ違いがあるってことなのかも。

 

 

とはいえ赤身ですから、くどくはないんです。旨味も、噛んでいる間は舌を楽しませてくれるけども、しつこくない。Grass-fedはそれがさらにライトに綺麗になる感じですから、タンパク質補給に赤身をたっぷり食べたい人には良いかもですね。

単に、あっさり目の味の方が好きだ、という方もGrass-fedおすすめ。ただしそもそも論として。。。

このお肉の出自がですねw 私個人では絶対の保障を持って「まごうことなきGrain-fedです」とは言い切れないので、あくまでこの表示が正しかったとして、の話なんですが、味は確かに違ってました、Grain-fedと。

ってか、経済的にもGrass-fedの方がいいってのはどういうこった(・∀・; この辺もちょっと「本当に?「という疑いを手放せないところなんですが。。。(笑)

そりゃプロが手をかけるステーキハウスのお肉に比べりゃ劣るかもしれませんが、日頃のお家で食べるステーキ肉としては、結構いけてると思います。特に、赤身好きさんには日常のお肉補給におすすめですよ♪ 我が家の常備肉の一つです(^・^)

 

 

 

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