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【閉店】Bona Maccha ~ 日本茶召しませ

カフェ

私の大好きな RomeA 。
そうです、

 

 

これらのお店が入ってる3区のデパート。
まぁこれら以外は全くと言って良いほど
お買い物してないんですけどw、相変わらず
よく行ってる。お野菜とか買いやすいし、
ここならではの食材もあるし。

で、この日も地下のグローサリーに行こうと
テケテケビル内に入って行きましたら、
1階には予告されてた中華料理屋さんやら、
Tuong Dinh 通り側にはグリルバーが、
そしてこちらのお店もできてました。

 

おや。このフロアにはスタバという、黙っ
てても客が入るカフェがあるのに強気だこと。
色合いからしてもお茶っぽいけど、最近流行り
の台湾ミルクティ的なお店かしら?と思ったら、

 

めっちゃ日本茶のお店でした(´⊙ω⊙`)
まぁ、店名にMacchaてあるわいね。
みると、やっぱりラテとか、やっぱり甘い系の
ドリンクもあるのだけれども、普通の煎茶、
玄米茶、ほうじ茶なんかもあるご様子。

 

 

 

ああ、なんか温かいお茶が飲みたいな。
甘いのじゃなく、日本のお茶。
最近そんなことを思うようになったのは
何のせいかは追求しちゃイヤ。

 

ってか、先日人様にいただいた玉露が
素晴らしく美味しかったの。ろくな茶器
持ってないから、ザバザバ湯を注いで雑に
飲んでたんだけど、それでも美味しい。

深蒸し煎茶とかも気になったけど、ええい、
ここは大人の度量を見せつけてやれ!!
ちょっと!!一番高いお茶、いただくわ!!
(67k…340円…)←大人度量、小っちゃい。。。

オーダーしましたら、カウンターテーブルに
据え付けられた茶の場で粛々とお茶の用意を
進めてくれます。

 

 

茶葉をデジタル計で測ったり、湯も温度計で
測ったりと、色気はないです。色気はないけど、
このお茶を淹れるには、それらの状態整える
ことが大事、ということはしっかりとスタッフ
さんに浸透してるということです。

最近なぞ、茶葉の種類によって湯の温度は
変えるべし、ってことを知らぬ人もいると
聞くし、ましてや外国のお茶文化。よっぽど
よくよく丁寧に指導して理解を求めないと
迂闊になってしまう場面。

ちゃんとしてはるなー、と感心しながら見て
いましたら、こちらのお店のマネージャー
さんらしき女性が声をかけてきた。

 

「玉露、お好きなんですか?」

はい、好きですよー、と言っても玉露は
高級茶ですからね。そんな日常でカパカパ
飲んでるわけじゃないけど、美味しい
ですよね♪と答えると、

「そこっ、なかなかご存知のお客さんが
 まだ少なくて!」

 

と、いきなり握手を求められるなど(。-_-。)
まだソフトオープニングの段階でお客さん自体
少ないらしいのですが、やはり価格を見て
玉露は頼まない方が多いらしい。というか、
日本茶そのものを頼む方が少ないらしく、
やはりラテや甘い系に流れるお客さんが多い
んだとか。

でもねー、日本人的には甘くないもので喉を
潤したくなることも多くて、そもそも外出
中でコンビニなんかで甘くないお茶が売って
くれてるのがありがたいんだよねー。
外国だとお砂糖入りのものが多くって…

みたいな話をしてる間にお茶の用意が
整ったのでお席に移動。

 

頃合いを図る時計もデジタルですw
が、一煎ずつをキッチリ淹れ切るための急須。
そうですよね、良いお茶は急須に湯を残した
ままにしてはいけない。最後の一滴まで
綺麗に注げと教わった記憶がありますぞ
(うろ覚え)

そしていただく。
うん、良いお味。
さすがにこの価格だと(輸入してることを
思うと尚更だけど)極上品は望めないだろう
けど、味わい深く、ホッとする味。

旨味のあるお茶って、何というか、出汁の
ように舌の両側にじわーっと沁みるような
美味しさがあるわけですが、ここの玉露は
流石にそこまでではないものの、緑の爽やか
な香りとほのかに沁みる旨味があって、
ワサワサと忙しい心が治まりますなぁ。

 

 

良いお茶なので、二煎目も美味しくいた
だけます。湯を湛えておく鉄瓶も日本から
持ってきてるんだそうですよ。

そして良いお茶の証、茶葉の活用法。
見てこれ。

 

キレーな緑でしょ?!
これね、たべれますの。
良いお茶に限り、且つ、限定された時期の
厳選された茶葉だけに許されるこの楽しみ方。
そんなもん、適当なんだしても細かいこと
わからんやろ、と、思われる方もいらっしゃる
かもしれませんが、これ、食べたらわかる。

スーパーで廉価で売ってる茶葉を食べようと
しても硬いわえぐいわで美味しくないから。
お茶として飲む分にはよくっても、そして
食べられなくはなかったとしても、美味しく
ないから。

淹れた後の茶葉を食べて美味しい、というのは、
どういうもののことを言うの?と興味を持た
れた方は、ぜひこちらの玉露を頼んでみると
良いと思います。すげー美味しいから。

葉っぱは葉っぱなんですが、柔らかく程よい
歯ごたえがあり、二煎淹れた後でも十分な
旨味があって、美味しいおひたしを食べてる
ような風情です。

何だったら、お茶の方はもっと美味しい玉露を
知ってるから(こんなもんかなー)って感じの
美味しさ度だったけども、食べる茶葉はお見事
でしたよ。

難を言うなら、この茶葉をいただいている時の
飲み物がなくなるわけで、また茶葉もかなり
多めに使われてるので、残さざるを得ない。
できればあれに合わせる塩こぶやすりごま
なんかがあると、もっとゆっくり「食べる
茶葉」を楽しめるかも。

何にしても、そこまで楽しめる茶葉を
使った茶屋なんて、日本でもどこにでもある
ってわけじゃありません。
外国となれば尚のこと。

 

 

それを伝えると、自社のお茶はもちろんのこと、
自宅でも日本茶を好んで飲んでいると言う
そのマネージャーさん、それやそれは嬉しそう
にされていて、いやー頑張ってほしいなーって
思ったわよねー。

 

あ、そういやこんなボトルに詰めたお茶もあります。
これはほうじ茶。

綺麗な味で美味しかった(^・^)
外に出てる時にこれ飲めるって嬉しいな。

お茶を淹れる男性陣も良い感じでしたし、
お買い物ついでに美味しいお茶をいただける
場所があると言うのは嬉しい限り。よろしか
ったらお買い物ついでの召しませー♪

 

 

 

下記、閉店しました

Bona Maccha
117 Nguyen Dinh Chieu Q3
Time : RomeA に準ずる
Spent: 70,000 VND / person

 

 



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