兼ねてから食べたかった団子！でもかき氷も！でもちょっとしょっぱいものも食べえたい！
それをぜーんぶ叶えてくれるお店があったもんだから、思いがけずフルコース！
実は行ったことあるお店
新しく記事書いてますが、実はここ、
であり、
こちらなんですよ。
同じ店内に、２つのカテゴリーのお店があります。
そして恐ろしいことに、ここ、今年３回目。。。
海外に住む人間の頻度じゃないだろ。。。
そのおかげあってか、お店の方にお顔を覚えていただいて、今回も「ああ！」という感じで気づいてくださり、なんというか。。。
私の人生の中で、まさか銀座に「ただいま」と言いたくなるお店ができるなんて思ってもいなかった。
ご存知ない方のためにお伝えすると、こちらは銀座・三笠会館のビルの中にあります。そうです、ホーチミンにもお店を出されてる、そして私が大ファンになってるお店の本社ビル内。
銀座自体が、あんなに敷居の高い場所だったというのに。今でも自分なんぞが図々しい、という気持ちがあったっりしますが、三笠会館さんはいつも懐深く迎え入れてくださる気がして甘えてます。
それもこれもホーチミンに住んでいて、そして三笠会館さんがホーチミンに御出店してくださったからこそ。縁というのは不思議なもので。
念願のおだんご！の前に
今回のお目当てはお団子だったんです。
前々回、かき氷を食べた時に、隣の席の方が食べてて気になって気になって😅
そしてこの時期、モンブランかき氷があるっていうじゃない？
氷処みかさ（鯛茶漬けを出してくれる吉野さんと同じ空間）では、一年中かき氷を楽しめるのです。そして、定番商品はありつつ、季節ものもあり、モンブランはその一つって話。
かなりサイズがあるのでね、これは一人誘っていこうと、お声かけたら付き合ってくれるるホーチミン時代からフットワークの軽い我がとも。本当に感謝。
しかし。。。ですね。
なんかこう、前日まであれこれ食べてきたもののバランスが良くなかったのか、なんかこう、塩っけが欲しい。
そんな話を三笠会館の中の人と話してたら、
「ちぇりさん、じゃあ鯛茶漬けを半分に分けて召し上がったらどうです？」
とのご提案。
えっ、そんなことしても許されるんですか？！
「十分おかずあると思いますし、ご飯、おかわりできますよ😊」
…ぎ、銀座のお店でそんなことしていいんですかw
やっちゃいますよ、そんなこと言われたら！（笑）
鯛茶漬け
ってことで、やっちゃったヽ(・∀・)ﾉ←遠慮のない人
奇しくも、付き合ってくれたお友達もちょうどそういう気分だったらしく、提案したら説明し終わる前に「それ行きましょっ」と乗ってくれてさすが我が友。
で、こちら。
ああ、佇まいが良い。。。。
とかいう話じゃないな？！
鯛ー！！
濃厚そうなゴマだれ？にとっぷり浸かってる、この鯛のお刺身の美しいことったら！
ソースの上に並びを揃えて、刺身にように柔らかい食材置くときは一発勝負。この（くっ）とした瞬間を感じるさら、家ではないでなあ、なかなか。
そしてごめんえ、写真があまり上手じゃないが、米が美味しそう！！
そこにぃ？
やあああああ！！！美味しいいいいい！！！
鯛も美味いが、このタレ、美味しいいいいいっ！このタレでご飯、あと２杯いけるううう！！
でもお団子食べるから言っちゃダメええええ！（笑）
あ、実際には叫んでないです。
お客さんも多く入っていらしたし、風情の良いお店ですから良い子にしてました。でもお友達と無言の絶叫を目と目で繰り返し交わしておりましたw
海苔なんかかけちゃってももちろん美味しい。
そして最後は出汁をかけ、あられをかけていただきます。またこのお出汁がさっ。ちゃーんとしたお出汁。
それでいて受け入れやすい、優しさと易しさ。
関東でゴリ出汁出されてドヤられると、西の自分はちょっと（お、おぅ。。。）となってしまうのですが、優しい。
三笠会館さんのね、こういう所が好きなんですよ。
単に、三笠会館の味がこうだ、ということかもしれませんが、受けとり方は人それぞれ。
その考え方を許してもらえる前提で言わせてもらうと、私は勝手にこういう味を、優しさが作れる味だと感じている。
問題といえば、これを半分量で食べるをやめなければならなかったのが辛かったということだろうか（それはあんたの問題）
うううむ、しゃぶしゃぶもまた食べたいんだが、鯛茶漬けも丸っと一人でまた食べたいなあ。。。
お団子！
お茶で句読点
さてお食事からお団子に切り替えまして。。。
お茶。
そう、以前かき氷のご紹介の際にもお伝えしましたが、こちら、本当に良いお茶を揃えてくださってる。そしてチョイスも幅広い。
さらに一つのかき氷を分けて食べる前提にしてくれてるので、かき氷一つにお茶を二つつけた、お二人様セットみたいなのも用意してくれてる。
ほらね？優しさですよ(*´ω｀)
今回はのちにかき氷も出てくるのですが、お団子もあったのでこのタイミングでお茶をいただく。
ちなみに何煎もいただけるので、お湯のポットが良いされ、自分で続けて淹れることができます。
本命・お団子セット！
そしてこれが、お団子セット！！
わあああっ、なになに、何が始まるの？って感じ。
お団子なんですけど。
秋らしいあつらえの箱の中身は、あんこ、きなこ、みたらしのタレ。
ずんだに、大根おろしがある！！うわあああっ、優しさああああ！（笑）
そしてお椀におぜんざい。
七輪には、前もって程よい火が起こされており、すぐにだんごをあぶれるようになっています。
個人的にはどうしてもこの絵面撮りたくてちょっと焦げ目つくまでじっくり焼きましたが、割とさっと炙る、くらいでほんのり温まった暗いのを食べるのが好きでした。
みたらしの中に、とっぷうん(*´ω｀)
いや、このお団子、この日の日本全国のお団子の中で、一番幸せな子だったんじゃないですかね？
とても美味しい品の良いみたらしの中に、とっぷうん♪ですよ。
串に刺されて隣のことくっついたまま、ザブザブ、タレに沈められて、隣のことくっついてるとこ、タレが浸らんんやん！
というストレスを感じることがなく、ただの一つが心ゆくまでタレに浸かって、トプトプと転がる様の愛らしさよ。
あんこも宜しいなあ。
もうたっぷり乗っけて食べちゃう。もう団子と同量くらい乗っけて食べちゃう。
そこに大根おろしですよ。
そもそも和食を出してるお店なので、この大根おろしのひと掬いにすら、丁寧さを感じる。
しかも甘いものの合間の大根おろしとかあ、食卓平和賞をもらって良いくらいの存在感ではないか。
そしておぜんざい。
またこれがちょーどいい量、ちょーど良い甘さ。
団子とあんこ、とはまた違う、おぜんざいでしか得られない美味しさってあるよねー。
いやー、このお団子、いつ頃から出されてるのか存じませんが、最初にこのセット考えられたかた、楽しかったんじゃないかなあ。
そしていろいろ組み立てていく時、何があっが方がいいかな、どんなふうに出したらりいかな、って、お客さんのことをよくよく考えて作られたんじゃないかなあ。
それにこれ、ビジュアルもめっちゃ海外の人に受けそう。いや、日本人の私にも大受けでしたけど。
さらには、餡やおぜんざいが割と余裕持った量出てくるので（そこも優しさ）お団子、３本360円で追加できますヽ(・∀・)ﾉ
いや、どこの駄菓子屋の話やねん！！！
まあすっぴんのお団子だからというのはあるかもしれませんが、優しすぎる。。
ちなみに
今回こちらの伝え方が良くなくて、お団子一つ・かき氷一つの予定が、お団子２つ、出てきまして。
お店の方はすぐに「一つ、お引きしますね」とおっしゃってくれたのですが、連れと確認し合うこともなく、「あっ、いいです！どちらいただきます！」と同意見。
さすが我が友。
この一度の食事で、何度思ったかしれんなw
でも結果、二つあって良かったのです。一つをちまちまと分けてもまた楽しかったかもしれませんが、こりゃーしっかり独り占めして楽しみたいw
場合によっては、諍いが勃発した可能性もあるので、世界平和のために一人１セット、あって良かったと思いました(-人-)
和栗のモンブランかき氷
さて、今回は目玉がもう一つ。
和栗のモンブランかき氷！
定番のかき氷は年中あるようなのですが、こういう季節ものは、その年の仕込み分が終わるまで。しかも。。。
おー！熊本の和栗！
前回の帰国時、福岡空港で見つけた、福田屋さんで教えてもらった、
熊本は全国第二位の栗の生産地
ってやつだわね！
そういうのを知らないと、ここの説明書きにある、「熊本県さんの和栗を使用した濃厚なモンブラン」という文句の価値がわからない。
教養ってのは、人に敬意を表すことができるようであるために必要なもの、というやつですなあ。
で、これ。
なんか、モリゾーの親戚さんみたいになってますけどー！！！(・∀・;
ちょっと目とかつけたくなるわねw
もっさもさ、に見えるほど、和栗のペーストがたっぷりかかってる！
かき氷のこういう組み合わせ、なんでも乗せれればええってもんちゃうやろ、となることも多いのですがこれがねー。
フワッフワの氷を、ふっくらとした栗の風味が包み込んで、氷の冷たさが感じられる前に、栗の優しいワンクッション。なるほどこれは、涼を求めないかき氷にあってほしいテクスチャー。
で、そのままでも美味しいのですが、洋の栗のマロンシロップと、コーヒーと黒蜜のシロップがついてくる！
追い栗のシロップが美味しいのは想像ついたんだ。
想像よりも美味しかったけど、傾向は見えた。
ただこのコーヒーと黒蜜のシロップってのが、素晴らしくマロンのペーストと合ってて驚嘆。
言われてみれば、モンブランとコーヒーの組み合わせ、美味しいですよね。しかしそれを甘くするのに、ただの砂糖でも蜂蜜でもなく、
黒蜜
これ以上の正解を知ってる人がいたら教えて欲しい。
うん、ブランデーなどの酒を使うという飛び道具は除いて。
あ
コーヒーは別ですが、考えてみたら初めてこちらでコーヒーいただいたかも？三笠さんのトレードマークの鹿さんがいっぱいのカップ、可愛い(*´ω｀)
何度訪れたらいいのか
いやあ、大満足。
団子にしても、モンブランかき氷にしても、まるで「お料理」のような展開が感じられる、でも甘味の楽しみ。
挙句に今回、鯛茶漬の魅力も知ってしまってフルコース。
全然お茶タイムじゃなく、ビッグミール一回分のボリューム感を楽しんじゃいましたが、後悔はないっ。いや、むしろ大満足。
お友達は、しゃぶしゃぶの食べ放題に来たいと言ってました。
私はあ焼き芋食べ比べというのを見て、今度はそれかな。。。などと思っています。
自分、このお店に何度来ればええんや。。。
でも。銀座にそう思えるお店ができたこと、なんかちょっと嬉しいし、誇らしい。
お団子とかお茶とかかき氷とか。
おもてなしにもとっても喜んでもらえると思いますので、自分の素敵なお食事や時間のためにも、人様のためにも、チョイスの一つとしてこちら、持っておくと絶対嬉しい選択肢になると思います♪
あと、11時から夜まで通し営業されてるのもポイント高し。
ご旅行中、あまりタイミングを気にせず
ご連絡は以下のLINE＠に登録してメッセージで！
お店情報
しゃぶしゃぶ・すき焼き 吉野 / 氷処みかさ
東京都中央区銀座5-5-17
Time: 11:00 – 21:00
Spent: 6,000円 / 人（←食べ過ぎです）
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