神楽坂にはヘムがある?!そんなヘムに迷い込んだら、兼ねてから食べたいと思ってた食材に遭遇しましたよ!
神楽坂のヘム
袋小路になってるところのみをヘムというのだったらちょっと違うと思うんですが、小道・裏道をヘムと言って良いのなら、神楽坂には無数のヘムがある!
というわけで、あっちにフラフラ、こっちにフラフラと入り込んでいたのですが。。。

しゃ豚(とん)ブリアン。
誰がシャレいうとんねん、と思いつつも、翌日シャトーブリアンをモチーフにしたお店に行くことにしてたので、これもご縁か?と近づいてみると、なんとっ。

表に置いてあったメニューに魅力的なことが書いてある!
加藤ポーク!
と思ったら、外にあったメニュー撮ってなかった…orz
下の卓上メニューにも、お土産物のやつにちらっとしか書いてないが、加藤ポーク。

口溶けの良さが評判の加藤ポーク、その肉に含まれる脂肪酸の融点が、体温より低い31.1℃。つまり口に入れるととろけるような食感を楽しめると聞いている。
ちなにに、一般的な豚肉の融点は38℃前後。
純植物性原料の配合飼料に加えて、じゃがいも、さつま芋、パイナップル、ナッツ、ごまなどのこだわりの食材を与えられてるそうで、ちょっと羨ましい(๑•̀-•́๑)
豚の免疫力を高め肉質や旨味を向上させるために、内城菌(うちしろきん)などの善玉菌や乳酸菌を飼料に採用しているんだとか。ちぇり氏より健康的なのではないか🤔
群馬県太田市に拠点を置く加藤畜産が、生産から販売まで一貫して管理していて、品質が安定してるのも、使う側としては利点が大きいらしい。
とまあ、聞いたことはあったのですが、遭遇することがなくて食べたことがなかった。しかしそれが今目の前に!
というわけで、お店に飛び込み。
しゃぶしゃぶを一人前
この時期の店内、結構賑わっていて、予約してないが1人で入れてもらえるかお尋ねしたら、カウンターに通してくださいましたが、正直、忙しい時期の飛び込みは面倒臭かったろうと思う。
しかし男性の店員さんはとても親切で、荷物置き場を進めてくれたり、上着をかけるよう促してくれたりと、とても丁寧でした。
奥で店主らしい大将らしき方が、黙々とお料理をされている。上の階には宴会と思しき方達の声。お忙しそうだ😊

早々にレモンサワーを頼んで、しゃぶしゃぶをお願いする。
出汁は2種類あって、鶏白湯で炊くバージョンがおすすめだったらしいけど、加藤ポークを味わうことが目的だったので、昆布出汁で。
ただスープまで楽しむことを考えたら、鶏白湯の方が圧倒的におすすめとのこと。

モナカのアミューズが出てきてびっくり。1階の店内は、ちょっとした古くからある、惣菜で一杯やるような庶民的な感じだったので、こんな先付けが出てくるとは、と思ったのですが。。
これが美味しい!

中身は、季節によって変わったりするようですが、ムース状になっていて、濃厚だけど引き際が軽やかでとても良い。
なんてこった。
これで一杯、飲み終わりそうだw
驚いてるところに、しゃぶしゃぶの準備。
1人前から鍋を楽しめるのはありがたい。加藤ポークを食べるのが目的だったので、2人前からと言われたら2人前頼んでしまおうかと思ってたんだけどw、助かった。

元々他にたくさんメニューがあるお店なので、鍋はその中の一環なのか、量は少なめ。
加藤ポークと、もう一種類、和豚(鹿児島のだったかな)の美味しそうなものの同部位2種類がセットになってるようです、

なんと食べ比べができるのか。
味を知りたい自分のような人間にはもってこいのセットではないか✨
お野菜も一通り入っておりr、全体量は少なめなものの、十分楽しめそうだし、ポン酢と胡麻だれ、両方あるし。

というわけで、しゃぶしゃぶ。
どうでもいいですが、外国の方には時折、しゃぶしゃぶ、というのが言いにくいのか覚えにくのか、いろんな言い方されることがあるようですね。
「ちぇり、私しびしびが食べたい!」とか言われて、解読するのにっけこう時間がかかったことがありましたわw

豚さんなので、しっかりタンパク質が変色するまで茹でますが、あまり出汁をグラグラさせず、穏やかに火を入れていくのが好きです。
ちなみに箸で、まさに料理名の通りしゃぶしゃぶと動かす方がひだが広がり、全体に均等に、また早く熱が入ります。湯に流れを作って、効率的に熱を得ると良いですね。

煮えた白菜、ネギなどと一緒にいただくと、なるほど美味しい。
しかし、しゃぶしゃぶのお肉は薄いので、脂がどうのというところまで詳しくわかったかと言われると怪しいが、確かに口触りは滑らかで美味しい。

野菜との馴染みが良くて、単体で食べるより、野菜を巻いて食べ方が美味しいと感じたかな。

まずは加藤ポークを食べられたという事実が自分には大きい。
しかし。。。
昼時狙い目かも
口コミによると、ここの生姜焼きやヒレカツなどの庶民的なメニューが好評で、またより、加藤ポークのおいしさが引き立っている、みたいなご意見、多かったです。
もしかしたらメニュー選択誤ったか???
いや、十分美味しかったし、忙しい最中、飛び込み客をあんな風に優しく受け入れてくれるということがわかったのも大きな収穫だったと思う。
今度は昼ご飯で来てみたいな。
あ、奥で忙しそうにしてた大将っぽい方、しゃぶしゃぶを始める前、セットされたガスコンロがちょっと私から遠くにあったのを見つけて、
「食べやすいように、もう少し近づけときますね」
と、無表情ながら優しいことをしてくれ頼もグッと来ました。人が多くて店内を撮れなかったけど、1階はカウンターのある気軽な料理屋って風情も落ち着いていい感じ。2階はテーブル席になってるようです。
うん、やっぱり生姜焼き、また食べに行きたいぞーっ。
お店情報
しゃぶしゃぶ シャブタブリアン
東京都新宿区神楽坂6-29 田口ビル1F
Time: 11:0 -14:30 / 17:00 – 22:30
Spent: 2,700円 / 人



コメント