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【日本・福岡】川端商店街シリーズ:これぞ福岡の居酒屋!アイデアレシピとスタッフさんの人柄の良さが魅力! ~ ニカイノ魚

日本料理

川端商店街シリーズの締めくくり!少なくとも自分のTiktokなんかにはあまり出てきてなくて、でもこれぞ福岡の居酒屋!って感じのお店で大当たりでしたよ!

呼ばれました

福岡滞在中に訪れるお店は、福岡にいる私の信頼する友人のサディストに従うことが多いです。

よほど調査などの必要性があって訪れるお店でなければ、地元をよく知る人に任せるに越したことないし、ましてや、自分と舌が合う身近な友達のこと。

しかし、この日は違った。
今回の日本でもいくつか紹介している川端商店街界隈。 開拓を進める中で、どうしても気になったお店がありまして。

素敵なドーナツ屋さんの、すぐ隣です。

小さな間口。そして、シンプルすぎる店名。
解して通りがかりに、外観を指摘され、惹きつけるという感じでは無いのですが、気になって仕方がない。

そして念のために席を確保しようと電話を入れたら、太陽の感じが非常に良い。
これ決定だ、と思い来店。

件名にあるようにお店は2階にあります。

 

階段を上っていくと、奥のほうにこの構え。
地味ですよねー(笑)

 

店内の通路も割と狭くこじんまりした印象。しかし、多くの部屋が個室になっており、予約したプライベート空間もらえるとは思わずびっくり。

店の奥の方を見ていないので、もしかしたらオープンスペースもあるとかもしれませんが、今回3人の宴は個室で行われることになりました。

 

よくあるケースですが、両脇の壁はパーティションになっており、それを解放したり閉じたりすることでスペースの調整ができる様子。

前後の幅は狭いので、あまり大きな人数になるとひたすら横長くなってしまうかと思いますが、ある程度の人数だったらプライベート空間を確保しやすくて良さそうですね!

メニュー

え、安っす!安っす!
ごめん、これ学生さん用の居酒屋の値段やん😅

ちょっとメニュー撮り損ねてたのでオフィシャルから拝借しましたが…

レモンサワーが200円てどういうこっちゃ?!
他のサワー系も300円から400円。まぁ、400円はそれなりかもしれないけど、安っす!

 

その分、と言うわけでは無いのでしょうが、割としっかり価格。
新しい良いものを置いててその値段。ビールを飲みたい人は、多少値段が高くても飲むだろうから、これは賢い戦略。

そして、ビール飲まない人がかなりお安く済むので、全体的なドリンクの総額は、割とお手軽な価格に落ちつきそう。

 

さて、料理ですが、一見たくさんあるように見えて、割と絞り込みやすい構成。その誘導手腕にもびっくりしたのですが、内容がとっても面白い!

そしてフードもお値段がとてもお手頃に見える。もちろん頼んでみないとわからないけど、どれもめちゃくちゃ興味深いものばかり!

 

そしてしっかり、福岡らしさもたたえたものが、いくつもある。

うーん、あれもこれも食べたい
そして何か怪しげなメニューもある。ニラ玉、何笑ろてんねん(笑)

オーダーを取りに来たスタッフさんに聞いてみたら、まだお若い…学生さんなんだろうか。それにしてもしっかりされていた気もするが、とてもほどよい距離感で、丁寧すぎずカジュアル過ぎず、非常に頃合いの距離感で答えてくれたので、もちろん注文。

いやー、これからご紹介するもの、楽しいよー?!

まずはドリンク

あまり代わり映えしないのですが、まずはビールとレモンサワー。順当に美味しい。

というか、あの価格だったから「お猪口みたいなので出てきたらどうしよ」とか言ってごめん。ちゃんとしたサイズの美味しいレモンサワーでした(-人-)

ビールの細やかで美味しそうだったなぁ。

 

ちょっと食べた後の様子で恐縮ですが、突出して出されたスモークアーモンドだったかなこれがめっちゃおいしかった。

気にしてたら売って欲しいところだ。

ニラ玉(笑)

なるほどw
なんか説明する時に「ちょっと普通のニラ玉とは違うんですよねー」と、明確な説明には及ばなかったのが印象的だったのですが、なるほど、なるほど(笑)

ニラを叩いてトロトロにしたものの上に味玉。こういうストラクチャーできたか!

で、実際ニラは上手に処理されていて、強い匂いだけが立つこともなく、味玉とのコンビネーションがいい感じ!

この、ニラを叩いたものってどっかにもなかったっけか。

こういう使い方したことなかったなぁ。今度やってみよう!

ゴマサバ

はい、福岡名物のゴマサバです!
なにはなくとも食べたいですね。

ややこしいのは、こちらのようにゴマであえてある鯖だから、ゴマサバ、ということがあることと、

ゴマサバ、と言う種類の鯖がいるって言う点。
福岡では多くの場合、ゴマであえて歩生の鯖のことを指すことが多いと思います。おいしいです。鯖アレルギーとかでない限り、ぜひとも食べてほしいお品。

鯨のハツ刺し

はい?
鶏発刺しとかじゃなくて、鯨?!🐳

もともと福岡は鶏の刺身を食べる文化があり、今ではかなり規制されていますが、鹿児島などの生撮りを食べる文化のところから仕入れたりして、今も食べられない事はありません。

※生で食べるためには、厳しい条件下で厳密な作業を経て出荷されたものを選ぶ必要があります。決してスーパーで売られている状況のものを黙って食べて良いわけではありません。

で、お味なのですが、これがですねー、めっちゃおいしい!

ちょっとレバー的な味わいがありつつ、食感的には砂ずりのよう。適当に軽くゴリゴリしていて、歯切れが良く、でも味わいはレバ刺しの味。

さすがクジラ、心臓めっちゃ筋肉質です。
初めて食べたわ。珍味&おいしかった!

 

里芋とエリンギの醤油バター

なるほど、里芋の煮物にバター覚えてるのか。
あとエリンギはそのまま使っているんだろうか?それとも1番干したりしてるんだろうか?

食感がほどよく、味付けもほっとするようなところがあり、つつも、端で若者にも受けるように作ってる感じおいしい。つまみとしてとても優秀!

栗のクリームチーズ

クリクリとかって訳されてるんだろうか??(・∀・)
他にもクリームチーズの品はあったけれども、季節柄これを選んでみた。

まぁそんなに特殊な話ではないです。クリームチーズに刻んだ栗の甘煮を混ぜてやる。だからちょっとデザート的な雰囲気があるんですが、

いや、これおいしいな。
少し大人っぽくしたいんだったら、クリームチーズにお酒を混ぜてもいいかもしれない。

季節柄もぴったりだし、ちょっとした箸休め的なものとしてテーブルにあってくれるとうれしいかも。

めっちゃ気に入りました(*´ω`)

トロたく

寿司屋でお馴染みのトロタクですが、こちらにもあったので頼んでみたら、これがまたメッチャおいしい!

写真からも伝わるかもしれませんが、そもそもマグロがとってもおいしい。この店の近くのお店でマグロの寿司を食べて、それがまためっちゃおいしかったんですが…

何なの。流通のおかげなのかしら。福岡マグロおいしいんだけど。

で、中盤だったんだけど、トロタク以外にも、まだまだ他にも頼んでしまった。だって楽しくてw

まだまだ行くわよっ。

鶏セセリのニンニク炒め

もう説明しなくてもおいしいのか分かるやつ。
焼き物もおいしいのかよ。

またせせりの部分でほどよく脂が乗りつつの食感が良くて美味しいんだよね。焼鳥屋にもあったら頼むんだけれども、めんどくさい日でもあるから、どこにでも置いてあるってもんでもない。

挙句にどんな調理法しても、おいしいってもんでもないから、ここは腕が問われるところ。こちらの料理人さん、もしくはレシピ、優秀だな。

うなぎ白焼

これは、真骨頂!
うなぎの白焼きは白いものだと思っていたが、カリッと香ばしく焼き上げている、ただし彼は使っていないものは、確かに白焼き。

これをシンプルに塩で食べるんだから、油の加減といいホクホク加減といい、これがまた絶品。

専門の鰻屋さんの味わいとはまた違った。居酒屋仕様のうなぎ。なるほどなぁ。こういう使い方があるか。。

よだれマグロ

どんなものが出てくるかと思ったら、ちょっとピリ辛でネギたっぷりで開いたマグロ。ほどよく加熱されてたかな?

先程のトロタクのマグロもおいしかったけど、このマグロも非常においしい。そして量が絶妙だ。

この日は3人で行ったんだけど、3〜4人で分けて食べたら良い。いろんなものが食べれるサイズ感。いや、楽しい😁

かつおぶしサワー

中盤以降になってメニューに見つけたこちら。
かつおぶしサワー????

一瞬ギョッとしたけど、考えてみたら世の中には「ひれ酒」なるものもれば「おでんの出汁割り」なんて酒もある。

意外と出汁要素と日本酒、焼酎というのはいけるのかもしれない。

ってことで頼んだら、これが悪くなーい!
冷たいドリンクなので、そんなに強く鰹の出汁が即座に出るわけじゃない。でもこんだけの量が入ってたら、そりゃ風味はします。

で、弱い塩気は、そこの方に沈んでる潰された種無し梅干しが保管。

悪く、ない。
決してひと口飲んで電撃が走るような美味しさとは言わんが、目の前にあったら普通に抵抗なく飲めるし、料理によってはベストマッチかもしれん。

うおおおお、おもろいw

本鮪中トロ鉄板焼き

これこれこれこれ!!
みて欲しかったの、これこれえ!!

マグロの鉄板焼き。
出てきて見ると、ネギとのコンビネーション。これは憧れつつも食べに行けていない、浅草にあるというネギマ鍋的な?

いやでもあれは出汁で煮込むものだと聞くしな。

ってか、このマグロ、やばくない?!
もう見た目で圧倒してくるピンクの誘惑!えっ、何これ。1,500円くらいのものなのよ?そこにこんなタプタプ、マグロ使う?!

しかも出しらしきものがない。
ご説明いただいたところによると、今度の中火で片面3分、マグロもネギもひっくり返して2分半位で出来上がるとのこと。

まじで?だって水分ほとんどないのに?
水分があるのとないのとでは熱伝導が違う。そんな短時間で調理できるの?このマグロ、結構分厚いぞ?

 
 
 
 
 
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てことで、調理したらこんな感じ。ななるほど、焼いてる途中にマグロの脂がどんどん滲み出て、その脂がネギの層に入り込んであっという間に調理できちゃう!

そしてその脂に徐々に中心部にあった味噌が溶け込んできて、それがタレになる。

この考え方はなかった。
こんないいマグロは使えないけど、脂の多い魚で応用が効くな。これ家でやってみよう。

何よりプレゼンがいいし、目の前で調理すると言う楽しみもある。ましてやこんなに上等のマグロを使っている。さらには生ではないので、外国のお客さんにも食べ安かろう。

どこにでもあると言う料理では無いだろうし(少なくとも、福岡では)希少性もある割に味的には非常に身近な感じで食べやすい。完璧じゃね?

この界隈に行く人には、ぜひこの料理味わってみて欲しいわ。

アサリラーメン

〆にはあっさりのあさりラーメンと思ったが、確かに味はあっさりなものの、このボリューム!

見た目の通りアサリの出汁がしっかりとしたおいしいラーメンだったのですが、これがまたすごくきれいなお味で締めにぴったり。

 

居酒屋さんの締めのラーメンで、このレベルが出てくるんだ(・∀・;

ごまだしうどん

そして、もう一つ驚いたのが、ごまだしうどんがあったこと。
ごまだしうどんてのは、大分県の特に佐伯と言う地域でよく食べられているおうどんで、非常に局地的なもの。

ですが、グルメ漫画などに何度か取り上げられ、すっかり有名にはなったものの、それでもまだまだよその地域で、食べられる機会となると、ずっと少ない。

エソ、と言う白身の魚で作ったりときに青魚のこともありますし、高級なものになったらエビなんかも原料に使ったりしますが、それらを焼いて、ゴマと一緒に摺鉢で、ドロドロになるまで摺り、醤油を加えて、ペースト状にしたものが主役。

本場では、茹でたうどんに普通のお湯を張って、そこに先程のペーストを溶かして食べると言うスタイルですが、こちらのお店ではそもそものお湯の部分が出汁になっており、ゴージャス版。

 

水分の部分に出汁成分を置くか、ゴマと魚のペーストの部分だけで賄うかどうかの違いなので、どちらが正しいと言う話では無いのですが、湯を張って作ることを常とてしている身としては、なんかちょっとゴージャスな気分😁

ここちらもおいしかったし、何よりまさかこんなところで、ごまだしうどんに出会えるとは思っていなかったので、とってもうれしかったです♪

大満足

正直3人にしてはかなりの量を食べたし、お酒もそこそこ飲みました。でもトータルで税込15,000円ちょいですからね。

1人5000円でそこそこ飲んで、おいしいもの食べて、しかもそれがちょっとひねりのあるもので、上質なものだったとしたら、めちゃくちゃ安くないですか?

Googleマップの口コミ数が必ずしも指標になるものではありませんが、まだ78件(2025年10月3日時点)しかついてないとか信じられない。

もちろん、もっと高級感のあるお店とか、めちゃくちゃ美味しいお店とかも他にはたくさんあるのでしょう。しかし…

オリジナリティーとこのコストパフォーマンス、さらには、店員さんがどなたもとっても気持ちが良くて、近くにあったらめちゃくちゃ愛用したいし、人も連れて行きたいなと思うお店でした。

天神からもさほど遠くないですし、キャナルシティもすぐ近く。つまり観光客やご旅行、ご出張でいらっしゃる方が割に行きやすいエリアにあるお店。

福岡に行くチャンスがあったらぜひ試してみて!

ご連絡は以下のLINE@に登録してメッセージで!

お店情報

ニカイノ魚
福岡県福岡市博多区紙川端町1-3 フタガミ本店川端ビル2F
Time: 18:00 – 01:00(月曜定休)
Spent:5,000円 / peson

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