さて、一通り回った所は書いたのですが、今回の旅は、そもそも
『トワイライト・エクスプレスに乗りたい!』
ということから始まったのですが…
皆様ご存知の通り、そのアイデアが浮かんで以降に、我が家では、3月にトワイライト・エクスプレスがおしまいになると知ったのです…orz
はい、少し前に最終便のチケットがアッと言う間に売り切れた事でニュースになったあの列車です。一応人づてにお願いしてトライはしてみたのですが、まー取れるわけありませんわな、そんな簡単に(^^;
ってことで、その代わりに、ということではないのですが、今回の旅、鉄分がかなり多めヾ(@⌒ー⌒@)ノ
特に詳しい訳じゃないのですが、電車に乗るの、好きなんですよねー♪
【グランクラス】
まずはこちら。
東京→青森に向かう際に乗ったグランクラス!新幹線のファーストクラスとも呼ばれてる列車♪
あんまり良い写真じゃありませんが…(笑)
ゆったりとしたゴージャスなシートに、ふっかふかのスリッパ。チビの私には大きすぎるくらいで、足がブラーンとなっちゃいましたが(笑)
めちゃくちゃ気分の良いお席!席と席の間も広くて、大きな男性でもゆーったり。更に飛行機のファーストクラスと同じように、ドリンクも色々飲めちゃいます。
今回は目的地の青森のシードルを注文。おいし♡
お弁当も付いている。
これがまたお座なりなものじゃなくて、とっても美味しいお弁当♪小振りだけど、見目に楽しいお弁当でしたーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
この日は寒かったけどとても日差しの心地良いお天気で、窓からの景色も気持ちよかったなー♪
ま、人生の中で何回乗るか分からないので、私なんかは大はしゃぎだったわけですが、車内見てると、いつもこれに乗ってまーすみたいな方も結構多くて(うわーっ(^^;)て感じだった(笑)
欧米の方を接待しているらしきビジネスマンもいたなー。日本が誇る新幹線のトップクラスですもんね。これは良い接待になると思うわ。
【うみねこ列車】
これは八戸から久慈というところに行く時に偶然乗り合わせた列車。狙っては無かったのですが、旦那さんがなんとなくこの時間のがよさそう、と選んでくれたのがたまたまこちらの列車だったと。一日一往復しかしないらしいので、ラッキーでした♡
車内に入って見ると、前方は展望席になっているし、窓も大きくて開放感がある♪ 気持ちいいヾ(@⌒ー⌒@)ノ
で、なにゆえ「うみねこ」号かというと、途中に毎年うみねこが大挙してやってくるばしょがあるんですって!それで↑の写真のお土産グッズに、うみねこモチーフの物があるってわけ。
で、大体うみねこさんがやってくるのがもう少し先…と言ってたのですが、なんとこの日も結構見れた!!
ま、携帯の写真じゃ捉えられなかったのですが(笑)、↑この神社のある島の裏っかわが真っ白になるくらい、大量のうみねこさんがくるんですって。で、この日もチラホラだけどいました。ラッキー♡
あと、この日は数日前に降った雪が残ってて、いかにもな三陸の景色できれいだったー♪ とか言ってたら、八戸以南の海岸沿いって、ほとんど雪がつもらないんですってねヽ(・∀・)ノ
なーんとなくイメージだけで冬はずーっと雪景色って思ってたんだけど、そんなことはないどころか、めったに積もってる様子が見られることはないとかで、お土産売りのスタッフさんが、
「こんなに奇麗に雪景色が見れて、しかも晴れてる日なんて、一年のうちに何度もありませんよー!」
って言ってた。この点もラッキー♡
【コタツ列車】
これっ。
トワイライトがダメだったから、今回一番の目玉!三陸鉄道がこの季節の土日祝日だけやってる企画列車!!
きたきたきたーっ♪
さー、乗るぞー!!
こたーつ!!!(≧∇≦)
ホントに列車内丸ごとコタツだ、コタツ!!!
四人座れるけど、二人で予約したらコタツ一つ貸し切りになるみたい。特にしていはしなかったんだけど、早めの時期に予約したからか、景色が良い海側のお席に座らせてもらえたヾ(@⌒▽⌒@)ノ
そもそも日本にいる時からダイニングテーブルみたいなので生活してたからコタツって持ってなかったんだよねー。でもいいよねー、コタツ♪なんかものすごい幸せな気分になる♡
で、チケット予約時に頼んでおいたお弁当を広げて、幸せのコタツで温まりながら、三陸の海の幸をモグモグモグ。このお弁当がまた美味しくてねー。
ホタテのお弁当と、雲丹アワビ弁当。
ご飯に乗ってる具材に一切エグミやクセが無い上に、たーっぷりのボリューム。デパートの上でやってるなんとか展で高っかい金額で売ってるものよりずっと良い♪
コタツ列車にはボランティアさんなのかなぁ。土地の方で、このコタツ列車を盛り上げてくれるスタッフさんがいて、途中列車内が暗くなったと思ったら、ナマハゲさんのご登場(笑)
この道10年というおじいさんが演じてくれてたのですが、なかなかの迫力。
途中、被災して復興中のエリアにもさしかかりました。被災前と後の写真を見せてくれたり、色々と説明をしてくれました。
意外な事に、その説明をしてくれたスタッフさんやナマハゲを演じてくれた方達に、悲惨な様子は微塵も感じませんでした。いや、お楽しみに来てくれてるお客さんの前だから、意識して出さないようにしてくれてたのかもしれませんが、被災時の様子を語る際も、さらりと語ってくれたんですよね。
そして、あくまでその場では、コタツ列車に乗りに来てくれた人を楽しませようと言う気概でいっぱい。もちろん、「私らも頑張ってるんで、また来て下さいね♪」みたいな事はいうわけですが、それがちっとも可哀想ばっかりではなく、むしろこっちが元気をもらえる気すらして…。
もちろんね。身近な方が大変な目に遭われた方だと、中々そうはいかないかもしれません。ただ私が知ってる被災された方も、実に前向き。腫れ物に触る様な扱いをしがちですが、そんな事をするのが失礼にしか当たらないと感じる様な力強さを感じるんです。
あれやらこれやら憶測から土地の復興について言う人がいますけれども、ほんっと、そんな事言ってる場合か?って感じちゃいました。
もちろん、そう言う事を語る時に物を見る視点は色々あって、それぞれにご意見もあろうとは思うのですが、こんな風に元気に明るく前向きに頑張ってる人達がいる、と肌で知った上でそれを言えるのかなーって。
私も今回初めて知りました。ホーチミンに帰って来て、友達に「今回の旅行で何が一番良かった?」と聞かれて、どこのお宿が良かったかな、何が美味しかったかな、って何が一番だったかを改めて考え直してみたのですが。。。
東北の、被災地の方達の今の姿、頑張ってて明るくてパワフルな人達に直接触れられた事かなーと。これまでも自分にできることは…と思って些細な事だけどしてきたつもりではあったけど、ちょっと目線が奢ってたというか、上からだったというか…
上手く言えないのですが、今後はまた違った気持ちでできることをしよう、と思えるようになったことかなー、と。
こればっかりは実際に行ってみないと芽生えなかった気持ちだと思う。うみねこ列車のスタフッさんたちも、コタツ列車の方達も、ほんとにパワフルだったし奇麗だった。それを知れる機会をもらえて、ホントに良かったと思います。
これが旅一番の出来事だったかな。
こちらも負けないように頑張らねばねーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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