日本から戻ってきてなかなかリズムが取り返せない。この日はなんとなく作業に追われて後ぐったりしてたら、突然うどんが食べたくなった。
実は日本でうどん、いろいろ失敗したんですよねー😅
日本で失敗うどん
3週間近く日本にいて、3回ほどうどんを食べました。もちろんおいしかったものもあったのですが、うち2回は非常に残念な代物でした。
帰国時はやっぱりあれこれ食べることが多いので、時々1人の時はっと息を抜いて、軽くうどんでもと思いたくなるもの。そしてうどんはとてもほっとするものというイメージがあるので、心と胃袋を休めに行ったのですが…

1つは関西で行っている評価を得ているところ。1つは全国的に大きく転換している。うどんチェーンの別LINE。
どちらも素人と言うわけではなく、むしろ熟練しているはずのチェーン店。まチェーン店なので、別に極上の何かを期待していたわけではなく、ただ、ごく普通のうどんが食べたかったのです。

そしたらあなた、麺はただ小麦粉捏ねたもん。
出汁は…驚くほどしょっぱかった。個人の好みとか言う範疇を超えていた。関東では、時折、びっくりするような調味料漬けの料理に遭遇することがあるが、この2件は本当にしょっぱかった。
うどんをすする際、唇と唇を膝しっかり閉じて、麺からできる限り出汁をこそぎ落として食べなければとても光宙に留めておけないほど。
もちろん、3口目まで食べ続けることができず、水をがぶ飲みして途中退散。うどんに癒してもらうどころか、戦いを強いられるわ空腹が満たされないわ。
冷凍うどんにヒガシマルのスープを注いでくれたら、それでよかったのに、まさか、こんな返り討ちに合うとは思わなかった。。。
うどんを食べたい
全体で見ると、日本の方が圧倒的においしいうどんが多いのはわかっている。ただ今回の自分の経験からすると、「日本のうどん、きつい!」ザ感想だったので、ホーチミンに帰ってきてから、うっかりうどんを求めてしまった。
おいしいお店は知っている。
しかし、この日はちょっと体調もよろしくなく、腹を満たすためにうどんを食べたいと言う能動的な気分と言うより、
口に入れるんだったらうどん
と言う気分だったんです。
なので、そんなに遠方に出て行くほどの元気もなかったし、高額を賭す感じでもなかった。
こんな時は、Grabだ。
クラブにはローカル店がたくさん登録されているので、価格を優先するときにはチョイスが多い。

やっす!!!😅
いや、ここまで安いとは期待してなかった。
そしてここまで安いと、足のほうも若干心配にはなってくる。
が。
ベトナムの場合、ローカル店がうどんのつゆめんつゆを使ったりするのは割と普通のこと。むしろ安心の味なので、使ってくれてありがとうまであったりする。
この価格のおうどんに、昆布がどうのカツオがどうのとか言うべくものでもないので、いっそ割り切れる。
幸い、家からそんなに遠い店でもなかったので、とりあえず頼んでみることに。

ちなみに、こちらお寿司屋さんで、メインはお寿司。なのでおうどんだけ頼むのは申し訳ないかなと思い、せめて、トッピングの天ぷらでもと思ったら、うどんより高いんでやんの(・∀・)
と、とりあえず様子見で、鍋焼きうどんを頼んでみることに。
Nabe Yuki UDON
鍋焼きが、鍋ゆきになっているのはご愛嬌。
デリバリーで鍋焼きうどんってどうするんだよ?と思ってたんですが、麺とお出汁は分けて提供されました。
おだしがたっぷりと用意されていたので、これは器を大きなものに変えたほうがいいかな?と思ったのですが…

わーお、すごい具材が、たくさん!
こっ、これ、55kだよな?😅
移し替えるとちょっとぐちゃぐちゃになってしまいそうだったので、このまま食べることに。

うどんの麺はね、茹で置きですよ。
柔やわのおうどん。讃岐を至上とする方には許しがたいものだと思うんですが、福岡の人間にはなじみのあるめん。
むしろちょっと自分が元気がない時などは、このくらいのゆるゆるうどんの方が体に優しい。

そして嬉しかったのは、春菊がこんなにたっぷり入ってたこと!

おだしを吸って、ふわふわになる衣をまとった、海老天もおいしかった。

春菊の他にもえのきや、白菜、鶏肉、椎茸など盛りだくさん!
うどんを食べる時の罪悪感、「野菜がない」を解消してくれてる上に、優しいお味!!

察するに、おだしの味が単に既製品と言う感じがしなかったのは(だからと言って、手の込んだ出汁の引き方をしてるとも感じなかった)、おそらく、これらの野菜を一緒にぐつぐつ煮て、それをこうして別袋に入れたものと思われる。
風呂の入ったケースの中に既に入っていた。お野菜たちはクタクタになってたので、そう言うことだよな。具材の旨みが出汁に滲んで、お出汁がまろやかになったのかと。
具材もたっぷっり。
野菜もたっぷり。
さらにはそれを煮込んだうどんんの出汁も柔らかくなってる。
これで、55k?
え?これめっけもんじゃね?
再度いうが
先ほども言ったけど、讃岐うどんのように、麺に洗練さを求める方には向きません。麺は、茹で置きうどんです。
しかし、食材の充実ぶりと、それらを煮込んだ出汁の柔らかさ、なんだったらトッピングにはエビ天ぷらと卵まで入ってて55kとか、これは驚異的ではなかろうか?
値付け、間違えてね?
と思うレベル。
今回はちょっと元気がなくて、うどんを頼むのが精一杯だったけど、今度はお寿司も頼んでみよう。トッピングも奮発しよう。
こんな金額でこんな充実したうどんを見つけられたなんて、日本でのうどんの敵をホーチミンで討った感じだ。満足(^・^)
お店情報
SUSHI 79
@Grab Food



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