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【ちぇり飯!】白身の魚を簡単調理 ~ フエダイの味噌蒸し

ちぇり飯レシピ!

お魚調理って面倒臭いって思ってませんか?ええ、面倒臭いものもありますが、簡単な料理だってありますよ!(ゴリゴリ簡単な方に持ってった人談)

釣り物のイッテンフエダイ

うちの旦那さん、たまに釣りに行くのでお魚を持ち帰ってくれることがあります。今回は、このサイズのイッテンフエダイ。

イッテン=一点?体の後部に黒い点があるのが特徴っぽい。
とりあえず持って帰ってきたその日に腹を出して、今回頭は不要だったので頭落としてウロコを取って軽く塩をして冷蔵庫に。

この手のお魚は結構水気が多いことがあるので、例えば煮魚で濃いめに味をつけて煮ちゃうといい感じに水分が抜けるのですが、今回は蒸すか揚げるかしたかったので、ピチットシートで包んで脱水。

まあこれは日本でしか見たことないので、そんなのホーチミンじゃ買えないじゃん、って時は、塩をしてしばらくしたら魚の表面の水分をキッチンペーパーでよくよく拭いて、ラップをせずに冷蔵庫に。

一晩も置けば十分ですが、途中水分が受け皿にたまっているようなら拭き取ってあげてください。あと、ラップをしていないので、魚に他の食材がつかないように注意。

ネギを準備

で、ここは白ネギでもいいのですが、今回は青ネギを用意。
まぁ元気そう!

これを3〜4cmくらいに適当にざく切り。
魚を蒸す受け皿(調理後はそのまま食卓に出します)に適当にネギを敷き、あれば生姜も細切りにして。

そこに、脱水したお魚ON。
味がしみやすいように、適当に2箇所くらいにザクザクと切り目を入れておきます。

そこに、今回はこちら。
胡椒味噌。Kho Quetっていう、蒸し野菜を甘辛ダレにつけて食べるベトナム料理があるのですが、それのベジタリアン用のタレ。

通常のは豚の油と干しエビなんかをヌクマムと甘味で炊き上げて甘辛味のタレに仕上げるんだけど、ベジタリアン仕様だと豚もエビも使えないので、こういうお味噌があるんですね。

風味は八丁味噌のような赤味噌系。それに甘味が少しあるので、みりんとかハチミツとか砂糖果たさなくてもオッケー。そこに胡椒のアクセントが効いてるのがベトナムらしい味わいで、炒め物なんかにもとても重宝するんですよ(^・^)

えー、そんなのすぐに買いにいけないー、という場合は、お味噌にちょっと甘みをつけたものでもオッケー。中華調味料の豆豉があればそれでもいいし、豆発酵系調味料ならなんでも良いかと思います。

で、それを今回のお魚(体調20cm前後)にだったら大さじ1くらいを塗りつけます。
そこにさらにネギ、生姜などを載せて、蒸します。

ええ、オーブンに見えるかもしれませんが、我が家はヘルシオ、スチームオーブンなので、こいつで蒸します。

もし蒸し器もないし、この料理、できないや、と諦めることなかれ。家で一番平べったくて大きな容器、フライパンとかでも大丈夫。それに水を張って魚を仕込んだ器を入れて蓋をして蒸せばオッケー。

蓋がない場合はアルミ箔でも大丈夫ですが、アルミ箔を取り外しする時、鍋肌が熱くなっていたら危ないので気をつけてくださいね。

淡白な白身に濃い味の合わせ

塩をして水出しをした魚は幾分身が閉まり、旨味も引き出されますが、どうにも淡白な味わいで終わることも。

でも薬味の香りと味噌の旨味と味の濃さがあれば、そこそこ美味しく食べられます。

味噌だけだとちょっと濃すぎるように感じますが、蒸されて水分が加わり緩むと具合の良い感じに。

それでも濃すぎて感じたら、皿の底に溜まった水気に落として溶いて使ってもいいですし、薬味たっぷりと一緒に食べても美味しいですよ。

このネギ、結構「香りづけ」だけで終わらせることもあるのですが、今回使ったネギはすっごい新鮮で元気だったので、蒸されてもしっかり食感が残り、味も美味しかったので全部食べきってしまいました(^・^)

身も、ホロホロとほぐれていい感じ。
こんな料理なら簡単ですよね。ネギもたっぷり食べれて良きです♪

 

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