疲れた時にはアッサリだけどもパンチのある味が欲しくなる！でもそんな時にだらだらキッチンには立ちたくない！そんな時のお助け酢Curry！！
食欲を抑える食べに食べる？！
キャパが小さいくせして過密スケジュール入れるもんだから、たまに食事が「腹を満たすだけのもの」になることが。そしてそんな食事が続くと、だんだん満腹感がなくなってくる。無性にバクバクものを詰め込んでしまう。
そんな経験をしたこと、ありませんか？
そういう時は、栄養が偏ってるケースがあります。偏って不足している要素を欲することが、食欲にミス変換されてしまうのかな。カロリーは取れていても栄養失調になる人がいるって聞くけど、栄養失調状態が食欲に現れるというか。
そういう時は、足りていないなと思い当たるものを意識して取ると治る気がする。少なくとも私の場合は、それでかなり穏やかになる。
先日のそういう時には明らかに野菜が足りていなかった。手っ取り早く腹を満たすため、パスタやそうめん、パンなど炭水化物ばかり。野菜、野菜が足りてない。そして疲れきってるし時間ないし、喝入れるための辛いもん食べたい、元気が出る酢も摂りたい、というところからこんなもの作って見ました(^・^)
調味料以外はすりおろす！
玉ねぎ １個
トマト １個
人参 5cmくらい
ニンニク 3片
フードプロセッサーにかける場合は大きめのダイスに切ってからGO。フードプロセッサーがない場合はすりおろします。
酢 大さじ２
を入れてガーーーーッとペースト状になるまで。よく潰して鍋に。
水 150cc
マッシュルーム出汁 大さじ１
※他のうま味調味料でも代用可
を加えて、15分ほど中火でクツクツ。硫化アリルを飛ばします。飛ばす＝キッチンに硫化アリルが充満するので、涙ポロポロ。お化粧落としてしまいたくないならゴーグル必須。
ちなみにこの時はトマトのゴロゴロ切りを加えました。ここの段階でベーコンやら鶏肉やらを加えるのも吉。今回は野菜オンリーのベジカリーにしたかったのでこのまま。湧き上がるアクは取らなくて大丈夫。
好みのカレー粉 大さじ１〜２
その他の辛味調味料 お好み量
オイスターソース 小さじ１
塩 少々
で味を整えて完成。全工程で20分くらい。煮てる間は放置だから楽チン簡単♪
ポイントは粉末のカレースパイスを使うことかな。ガラムマサラ＋好きなハーブや香辛料プラスでも良い。写真はマレーシアのチキン or ヤギカレー用のスパイス。
日本のブロックになってるカレールーは、せっかくの野菜の味わいとふわふわ食感を脂で押し倒しちゃうから私はあんまり、このカレーには好まないかな。好き好きだけど。
ピリッと辛いふわふわ酢Curry
で、こんな感じに仕上がりました。
すりおろし野菜部分がふわふわしてます。そして油脂分が少ないため、口当たりは軽いんだけど、好みのスパイスでピリッとね。胃にも軽くて負担もない。
満たされる。その質量にというよりは、栄養分に満たされる。油脂分を加えてない上に酢がさっぱり部分を担ってるので、
・冷たく冷やして冷やしたカペッリーニを和える
・そのままで冷製スープとして
・粉チーズとか加えてまろやかにしても
・フワトロなのでサラダに散らしてドレッシングがわりに
・オムレツのソースに
ウオーーー。これ大量に作らんといけんやつやw
酢はワインビネガーとか日本の穀物酢なんかでもOKだけども、最近はベトナムで売られてるベトナム製造の酢をなんかに活かせないかと色々試してみてるので、写真のAjinomotoさんのものを使って見ました。
旨味、という点では日本の上級製品にはかなわないけど、あっさりしてる酢はあっさりしてる酢で、それが活かせる使い勝手があるってものよね。物足りないなら、たくましい旨味をマッシュルーム出汁で補強してあげれば、酢の爽やかさだけを上手に活かせるって寸法です。
「モルダー、あなた疲れてるのよ」という声が聞こえてくる時にはぴったりのレシピだなぁ、と我ながら快挙(^・^)（それ、スカリー…）
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