カフェで書き物をすることが多い私は、居心地の良いカフェを探してあちこち行くわけですが、仕事のしやすさ第一で選んだカフェでも素敵アイテムに出会えてしまうのがホーチミン。
今日のお店も一見よくあるチェーンのカフェっぽいけれども…?
スッキリデザインの広々カフェ
場所は Nguyen Thi Minh Khai なのでご存知の方も、なんだったらご利用になったことがある方も多いと思われるこちらのカフェ。
割によく通るところなのですが、止まって書き物をするという機会が少なく、行ったことがないままだったんですよね。
周囲にファーマシーなどもあるので、薬やビタミン剤などの買い出しにも便利だったため、他のご用事のついでに寄ってみました。すると中がどえりゃー広いw
コの字型カウンターをメインにする1階は、さながら日本の炉端焼き屋さんの様相(違います)。私が知ってるカフェにはあんまりなかったタイプかも。
低めのテーブルは数が少なくいっぱいだったので、2階の席を所望してみました。スツールとかの高い椅子、チビはクライムアップせねばならず、またちょっと席を外す時は飛び降りねばならない、という大変ブサイクなことになるので苦手なのよね(´Д` )
2階に上がると…?
これは見事なロングテーブル。当然相席的なものになるわけですが、相席とは行っても席の間はそれなりにスペースがあり、万が一にも満席になった時でも、さほど窮屈さは感じなさそう。
壁際のソファ&チェアのテーブルは、ちょっと私には高さが合わなくて書き物をしづらいことこの上なかったのであまりお勧めできませんでしたが、ロングテーブルは非常に快適。電源も近くにあったと思うし、非常に使える(๑•̀‧̫•́๑)
見易いメニュー
メニューですが、特段これ!と突飛なものはないものの、メニュー自体が大変みやすく、わかりやすい。これ、大事ですね。
こんなタイプの淹れ方をしたコーヒーですよーとか、冷たいやつやで、ハーブティやで、みたいなのがサクッとイラストでわかるようになってる。
カフェのメニューって大した単語は出てないものの、あんまりたくさんあると、アルファベットに慣れていないと疲れるもんね。
こういうのはデザイナーさんのセンスやなぁ。そしてそういうセンスのあるデザイナーさんを選ぶお店の才覚ですな。お金もかかってるんやろし、メニューひとつにもお店の姿勢って伺えますね。
ちょっとしたフードメニューもあるようです。ホーチミンのカフェ飯は、結構悪くないことが多いので、書き物が乗っててお腹減っても席を離れたくない時に、すごく助かるのよね。
未だにやっぱりカフェ飯っていうと、まず警戒心が先に立ってしまうのですが(日本でのトラウマ、侮りが足し)、結構まずまずのことが多いホーチミン。私みたいな使い方する人間には本当にあり確や。
ニューウェーブなPhin
まずはアイスコーヒーを頼んだんですよ。うん、普通。そしてブラックコーヒーと頼んだら、本当にブラックだった!!
そう、ホーチミンでいうところの「ブラック」は、砂糖入りのことが多々あるのです。でもミルク抜きで色は黒いから嘘は言ってない(笑) ですがここのは本当にブラック。おおおおおっ。
で、カチャカチャ書き物をしておりましたら…
目の前の席の方が、とっても素敵なものをご注文されていた?!
そろそろ1時間半は経とうかという時で、もうちょっと長居したかったので、店員さんを呼んでこっそり(ねねっ、あの人が頼んでるのと同じのくれない?)とお願いしたら、わざわざメニューを持ってきて(これで良いですか?)と同じように小声で返してくれてヒソヒソヒソヒソw
それが、これ。
おーーーー!昔ながらのベトナムコーヒー、卓上ドリップタイプ!だけど、カップとPhin がとっても素敵!!
Phin というのはベトナムコーヒーを淹れる時に使う、アルミ…かな?素材のコーヒーフィルター。こんな感じで出てくることが多く、お土産品としても結構人気なのですが。。。
※これは別のお店のものです
時間かかるんですよねw
フィルターに豆が入ってて、そこに注がれたお湯がポタ、ポタ、と一滴ずつカップに落ちる。それが落ちきるまで待たなきゃいけない。
時間のない人が増えているのか、最近の街中のカフェでは、ベトナムコーヒーを頼んでもこれで出てこないケースが増えています。もうカップに全てが完成した状態で出てきてしまう。
それはそれ、なんですけども、こっちの方が情緒があって好きなんですよねー。それを今度は情緒だけに訴えず、スタイリッシュにして楽しませてくれるこちらのお店、なかなかやるな、という感じ。
アルミフィルターで気をつけないといけないところは、熱湯が入っているので、フィルター全体が熱くなって下り、蓋を外す時、フィルターをカップから外す時に「あちちちち!」となってしまうこと。でもこちらのは…?
熱くないようにカバーがしてある。Phinの色味からして銅なのかなー。だとしたら相当高いもんになりそうですが、それに革風の取っ手カバー。革ではないと思うんだけども、これはアイデア。しかもデザイン性もある。
珍しかったのは、ベトナムコーヒーのアイスを頼んだ際、氷を入れたグラスが添えられており、フィルターを通してカップに落ちたコーヒーをそちらに移して飲んだりしますが…
あら。こちらもそうするのかと思ってたら、トングがついてる?ということは?
氷をコーヒーの方に落としていただくってことですねー。なるほどなるほど。まぁそこはどっちでもいいんじゃない?と思ったのですが…
二重構造のこちらのカップ。すげー効率よくコーヒーが冷える?!
氷の入ったグラスにコーヒーを注ぐ場合、もう一つ器をもらわない限り、氷を移すところがないので、全ての氷を使うことになります。まぁベトナムコーヒー、かなり濃いので、そのくらいの氷を使ってもへこたれない濃度があるんですが、これだと、もっとこまめに濃度を調整することができますね♪
それにしても冷える速度が速い。そして氷の溶けるのが遅い。よほど効率良い温度保存が為されていると思われるこのカップ。見た目も素敵だし、欲しいわー。お店で物販やってないかしら?とても素敵。コーヒーも普通に美味しかったけど、このカップを使いたいがためにこちらに伺いたい、という欲求すら生まれるレベル。
捗る空間
人によって、仕事が捗る空間の条件は色々でしょうが、こちらはゆったりした空間にたっぷりの採光、PCを使うのに必要な電源もあり美味しいドリンク、スタイリッシュな提供スタイルなど、テンション上がる要素が多いからか、仕事なりなんなりをしにきてる方が多かった印象。
時間帯により多い少ないはもちろんあるけど、見てると、用事の合間にサクッとPCを開いて必要なことをやってる感じ。似た感じのポジショニングを取る人が多いからか、パッと目があってサクッと話をしてスッとPCに戻れる距離感。いいなー、ここ。
どんな場所でも自分をコントロールして素早く集中できるのがプロなのかもしれませんが、ワタクシなんぞは、環境の手助けにより集中力スイッチを押してもらうことが多々。なんで、こういうお店はありがたいですね。
日本人の方が結構多く住むエリアだと認識してるんで、もし気が向いたら行って見てくださいね。このカップの使い勝手を知るだけでも面白いかも?私もちょいちょい出現する予感がしますー(^・^)
Snow Cold Brew美味しかった♪ ←NEW!
さて、なんだかんだと便利な場所にあるので、ちょいちょ利用させてもらってるのですが、先日飲んだコールドブルーが美味しかった!
正式には、Snow Cold Brewというメニューなのですが、どんなものか聞いたらコールドリューの上にミルクフォームが乗ってるだけ、という話だったが…
めっちゃ細かい泡のクリーミーな生クリームやな、これ。が、乗ってた。とろっとろ。一見、琥珀の女王かと思ったのですが、あれはミルク部分がエバミルクだもんな。
あとこちらはコーヒーに甘みもない。
ミルクの方にほんのり甘みがあったかな?それが品良い感じでとても美味しい。
面白かったのは、柑橘の皮が添えられてて、飲む際に鼻が近づいた時だけ、ほのかにふわっと香る。コーヒーとクリームに、柑橘??と、ちょっと意外でしたが、コールドリューで味に透明感があるからか、意外にマッチしてた。
いうてもチェーン店のコーヒーなので、ズバ抜けて云々ではないかもだけど、サクッと入ったり、急に時間ができたときに、ちょっと立ち寄るのに、やっぱりいいなー、ここ(^・^)
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お店情報
Phn & Bean
20 Nguyen Thi Minh Khai Q1
Spent : 150,000 vnd / person
Time : 07:00 – 22:30
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