さて、ホテル情報も結構いつも反響をいただいてまして、特に一人の時にはお仕事でも使えるようなところに泊まることが多いため、今後はホテル情報も積極的に共有して行こうと思ってます。
今回は、変なホテルです。
変なホテル、という名前のホテル
タイトルを見て、変なホテルってなんやねん?と思われた方がいらっしゃると思いますが、「変なホテル」って、このホテルの名前なんです(笑)
HISさんがやってらっしゃる、世界初を歌うロボットホテル。
ロボットホテルと言われても、それ全然説明になってませんが。。。(笑)
HPを見ると、長崎は佐世保にあるハウステンボスというオランダモチーフなテーマパークに作られたのが1号店。こちらでは恐竜ロボットがお出迎えしてくれるそうなwww
ちなみにハウステンボス店だけじゃなくて、下記のブランチでも恐竜さんがお勤めしていらっしゃるらしい。
本当はそこのどこかに泊まりたかったんだけど、今回は生憎所用に使いやすそうなところがなかったので、浜松町の店舗にしました。
わー、ほんまにHenn na Hotelって書いてあるw
まぁ屋上サインボードはアルファベットだからまだいいけど。。。
変なホテル( ̄ー ̄)
知らん人が見たら、なんやこれって思うやろなぁ。
ロボット職員さんのお出迎え!!
さて、まだチェックイン時間には早かったので、まずは荷物を置きに行きました。
おおっ、どなたかがおられる。
おおっ、張り付いた笑顔!!!(; ・`д・´)
ちゃんと対応もしてくれます。
ただ、チェックインまで荷物を預かってもらったりするのは、さすがに対応してもらえなかったので、コールして人間のスタッフさんに出て来てもらいました(笑)
ちなみにコールする電話がある場所にはコンシェルジュが。
ただ下の画像は、午後のチェックイン時。その前に荷物を預けに行った時は、休憩時間だったのでお休みになられてました(=無反応w)。
従業員に休憩をしっかりと取らせる、ホワイト企業なのね、変なホテルさん。
お部屋の様子は?
お部屋はね、一人だったし普通のビジネスホテルとあんまり変わらないです。
ただ狭いながらにしっかりと深さがあるバスタブがあって、ユニットバスだけども自分的人は嬉しかった(*´ω`)
ベトナムの家にもバスタブはあるし、ホテルに泊まってもバスタブあるとこ選ぶけども、浅いんだよな。。。
で、お部屋自体はそんなに特徴的ではなく、なんだよフロントのロボットだけかよ、と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、こちらのホテルはサービ内容が面白いんです。
数々の個性的なサービス
VRの貸し出し
まず、有料ですが、VRの貸し出し(有料)があるようです。私的には、家にあるのであまりこの機会に固執せずにすみましたが、体験したことない方だと、ちょっといい機会かもしれませんね。
オリジナルコンテンツも作っていらっしゃる様子。私的にはあまり惹かれる内容ではありませんでしたが。。。
まぁ単純にバーチャル体験というのも面白いと思います。最近のすっごいから。
体験版みたいなのがあるんですよ。トロッコに乗ってインディジョーンズみたいな世界をガンガン飛ばして進んでいくやつとか。
すっごいですよ、ポーンと空に投げ出された場面で自分が感じる浮遊感とか、酔って気分が悪くなるくらいにはリアル。
自分が今感じてる「感覚」がリアルであることの保証なんて何もないんだなぁ、と、その辺を考え出すと軽いホラーですし、自分が感じてることの多くは脳の化学反応なんだなぁ、なんて逆に冷静にもなれたり。
その感情の行き来まで含めてVRエンターテイメント。シニカルモードが入ってる時にやると、めっちゃ哲学モードに入れます( ・`ω・´)b(楽しいかそれ。。)
LG Styler
さて、決して広くはないお部屋に、細身のクローゼットみたいなものが置かれていて、これはなんだと思ったら…
LG Styler。なんと消臭装置www
調べて見たら、10数万円の家庭用として需要がありそうなメカニカル・ファブリーズみたいなモン???
こんなものがあること自体、私は初めて知りました(・∀・;
洗濯をした時ほどスッキリするわけじゃありませんが、洗濯することがままならない旅の途中や、出張中のスーツなんかは、これにかけると匂いも取れるし、蒸気を発生させるらしく、シワや型崩れもなく良さげ。
実際に使って見ましたが、そこそこ臭いも落ちるようです。夏の暑い時期、また冬もすっごい衣服に匂いがこもるので、これまでにあまりなかったサービスかもしれません。
QRコード色々サービス
お部屋に備えられてた表示にはQRコードが用意されてて、それぞれを読み取ると、各種サービスを受けられます。
が、タクシーに関しては、JAPAN TAXIのアプリダウンロードに接続される感じでしたw お上手。自分のところは開発費など使わなくても、既存サービスアプリを活用。経費かからない。
周辺飲食店紹介とか、ホテルインフォメーションは主に、ホテル側に経費がかからなくていいですね。卓上で邪魔にもならないし。
そしてルーレットゲームってのがありまして、試しにやって見ましたら。。。
を。フットケア器具が借りられる権利が当たった!!
早速フロントに連絡すると、スタッフさんが運んできてくださいました。
ファイテンの足マッサージ。こちらのホテルのいくつかのお部屋は「ファイテンルーム」となっていて、
だ、そうです。
また、先ほど運び込まれたフットマッサージ機は、
というものらしいです。これが良かったのさー。
一般のフットマッサージ器のように、ちょっとモミも入ってるのですが、主に足の中指をグググーッと曲げて伸ばして足先を刺激するらしい。
特に私の場合は、やった直後に胃腸がグイグイ動く感じがして体温が上がり、疲れがスーッと抜けてくような感覚が。
ファイテン、怪しげなものにも思えるのですが、スポーツ選手なんかには長く愛されてるメーカーさんで、それは一定の効果があるあらだろう、と思ってましたが、この足マッサージはほんといいわ。
コンセプチュアル・デザイン
言われないと全く気づかなかったのですが。。。
などの趣向もあるらしい。
見てみると。。。
流れる星。。。なるほど、長時間露光で撮った夜空と言われれば、確かにそれだなw
天井クロスにも気を使われているようです。
何気なくデザインとして添えられてるだけかな?と思えたグリーンにも。
へえええ、そんなのがあるんだ、と思いつつ目線を上げると?
ほんまや、あったwww
効果のほどはどうかは明確にわかりませんでしたが、こうやって一つ一つ、意図したところを解説してくれるのは嬉しいかも。
そういう意図を張り巡らせて歓迎されてるというのは、悪い気持ちになるものではないですし、存在を知ったから認識できる、ということもあるので、伝えてもらえた方が嬉しい。
じゃなきゃ、ただなんとなく過ごすだけで、緑や床の模様には特に注意を払わず終わってたかもしれませんしね。
futocon
快適な眠りは布団の温度にある、ということで、布団内の温度を、快眠に最適な温度に保ってくれるという機械。
暑かったので、クーラーをつけつつもヘソ天で寝てたので私は使いませんでしたが、冬とか幸せそうですね!
iRemocon
スマホを接続することで、部屋ない家電をあれこれ操作できる便利アイテムそうですが、手を伸ばせば全てに届く狭さのお店だったので、これも試さず。
(設定が面倒くさそうだったからというのは内緒でどうぞ)
3Dホログラム
この辺は、ロボットを採用したりVRを貸し出したりするエンタメ性に通じるかもです。
まぁでもこれは結構やってるホテルあるので、さほど珍しいものではなく。
AGAクリニックがある?!
これはホテルのサービスではありませんし、旅行中に一度訪れたからどうだという話ではないのですが、実は同じビル内に、AGAスキンクリニックがあります。
はい、女性の方はピンときにくいかもしれませんが、「お?!」と思われた男性はいらっしゃるかも?
あれです。薄毛治療。さすが東京、こういう専門クリニックがヒョコッとあるのね。地方だとまだまだ少なさそう。
とまぁ、細かいことを言うと他にもあるのでしょうが、特徴的なサービスというとこんなとこでしょうか。色々新体験ができたのは収穫。
フロントのロボットが直接提供してくれるサービスってのは少ないですが、あれこれ、今までにはあまりなかった試みをされているようです。
と、ここまでは良かったのですが。。。
朝食がヽ(`・ω・´)ノ
朝食は。。。。
今回朝食はつけないプランで、1回だけ、後付けでいただいて見ました。1階に併設されてるパブが朝食会場になるようです。が。。。
陳列できるスペースはバーカウンター。なのでかなり限られるし、見目もセコセコ。
気になったのは、表示がめちゃくちゃ、または足りない。
食品や料理名を表示してくれようとするのは親切なことなのですが、それが欠けていたり全く違うものが表示されていては意味がない。
そもそも陳列自体が、いくらスペースが狭いとはいえ、ばらけていて美しくない。これらから、オペレーションをやっている人が、何を並べているのか把握できておらず、整然さに意味を感じていないことが見て取れます。
ホールに出ていたのが外国の方一人だけだったということもあると思いますが、それは彼が良くないというより、どういうオペレーションをすべきかのガイダンスができていないホテルのマネジメント側の問題ですよね。
当然のことながら。。。
お味はどれも非常に残念。そりゃそうでしょう。愛情持って出してるものなら、あんなことにはなってない。どのおかずも小さく口に入れたのちには、二口目が出ない有様。
回転命の朝食で出来合いを使うのは仕方ないと思うんです。が、出来合いの「どのレベルのものを出すか」というセレクトは、そのホテルの姿勢を表すものだと私は捉えてます。
その姿勢は一貫して別の場所にも表れていて。。。
食器は下げられこそすれ、バッシングもされないまま放置されてるテーブルがいくつも。ちなみにこの日の客は小一時間ここにいましたが、私の他には1組か2組。ホール側のオペだから仕方ない、は通用しない状態でした。
朝食代、これで1300円。
カップヌードルなら10個は買える。おにぎりだってそのくらいの個数買える。
1300円の食事をこれでよし、としている点で、せっかくあれこれ新しいサービスを考えてるのが面白いなと思ってたのが帳消しになりそうな勢い。
ですが。。。
幸いにも、ここのホテルはこの朝食を「食べない」という選択肢がある。
滞在に関しては問題もなかったし、むしろ楽しい気分にもなれたので、宿泊だけであれば問題ないし、そのようにできる選択肢がある。そこは救い。
むしろ、あんな朝食なら出さない方がホテルの評判に傷がつかなさそうな気もするのですが、ビジネス客がいる限りはそうもいかないのか。
食事だけが争点だったら絶対に取り上げなかったホテルでしたが、宿泊サービスは面白かったのでお知らせ。
わかっていたつもりでしたが、世界中の良いホテルに泊まったご経験をお持ちの方がおっしゃっていた、「ホテルの宿泊サービスと食事は別もの」という言葉をヒシヒシと感じました。
私的には、あれだけ宿泊部分であれやらこれやらとエンターテイメントを頑張っているように見えたお宿がやってること、この朝食との繋がりが見えなくて苦慮してるんですが、「別物」と考えるしかないんですかね。。。
ともあれ。。。
そう言いながらも、恐竜さんのいるブランチには、どっかで泊まりに行くと思います。食事は多分食べないけど。
ホテルの名前の変なホテル、には、「変わり続けるホテル」の意味を込めてるそうです。客を送り出す寸前の朝食に関しても、是非とも変わってほしいものですね。
ホテル情報
変なホテル 浜松町
東京都港区浜松町1-24-11
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