一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンでテトの名残を楽しむ ~ Banh Tet Chuoi

食品

日本のお正月におせち料理があるように、ベトナムのテト(旧正月)にも定番の料理があるようです。今回はその一つ、Banh Tetを頂いたのでご紹介。

南のちまきは丸ぁるいぞ♪

普段から南北で料理の傾向には大きな違いがありますが、お正月の定番の料理にも違いがあるそう。

例えば、ちまき。
おそらく地域によっては具材や味付けも違ったりするのかもしれませんが、まず形が違うとの話を聞きました。北は資格で南は丸。確かに、頂いたちんまきは円筒型。

ちなみに上の写真は、旦那さんがバレンタインデーにもらってきたもの。色とりどりだなっ(((o(*゚▽゚*)o)))←この人がもらったわけではない

中の食材に密着して包んでいるのはバナナの葉かな?解けないようにしっかりとかけた紐が芸術的に結ばれています。

あ、ブレてる( ̄ー ̄)
ほんとはね、なんかこの格子に渡してる紐を上手に使うと、シュッと本体を切れるそうなのですが、うん、上手に使えなかったので切れなかったw

切ってみた・食べてみた・意外なものが?

さて、早速切ってみました。
おおっ。

中身の大半がもち米、というのは知ってましたが、見慣れぬ色のものが中心に?
ってか、ところどころに入ってるお豆さんが良い味出してる(^・^)

少し湿った状態の表面のバナナの皮からもとても良い香りが上がるのですが、中のムッチリしたもち米の香りもいい感じ。

豚の角煮的なものや緑豆を加熱して潰したものを詰め込んでる奴に遭遇することが多かったのですが、今回のこの、なんか赤い色のものは初めての物。なんだろなんだろ?

日本人的にこの色とぺっチョリしたテクスチャーから推測するに、そして希望するに、梅であってほしいなーと思うのですが、そうはならず。

でも…ちょっと酸味はあるぞ?食感はクニュクニュ。柔らかい梅干しとかプラムのような。でも味が…違うな。強いクエン酸的酸味じゃなくて、ほんのりの酸味。そしてふんわり甘い。

なんだ。これ、この味知ってるんだけど出てこない。出てこないが、この代物がなんなのか、ネットで調べたらあっさり解決。

これは Banh Tet Chuoi というらしい。ということはつまり…?Chuoi=バナナだー!!(´⊙ω⊙`)

お米とバナナ…うわ…って思った?思いますよね、日本人的には。ちょっと自分の中にはない組み合わせだもの。でもね、でもね…?

東南アジア歴が長くなってくると、タイの、カオニャオマムアンなんてものも美味しく感じるようになってくる。

もち米にココナツミルクをかけたもの+マンゴーという組み合わせ。南国の果物+もち米という組み合わせの枠では、バナナ+もち米も近しいものを感じますな。

すごーく好んでバクバク食べる!という感じじゃないのですが、ちょっとだけ口に入れてモッチュラ、またもうちょっと口に入れてモッチャラ、と、少しずつ食べてると、

「おや?ないなった?(・∀・)」

となる感じ。
そしてやっぱりあの豆が気持ちしょっぱくて、食感的にも味的にもいいアクセントになるんだわ。

こういうの、自分だけじゃ見つけられないし買わないので、旦那さんのローカルコネクション、ありがたいわぁ。

長く住んでる割にはのんびりしたペースでしかローカル文化に触れてませんが、今年はお正月の一端に触れさせてもらうことが出ました。ごちそうさまです♪ モッチュラヽ(・∀・)ノ

 

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