ホーチミンで使いこなそう！ ~ Grab Taxi

Grab  タクシー、知ってますか？

世界的にタクシーのサービスとしてUberってのが人気のようですが、ベトナムでもGrab Taxiっていうサービスが始まりました。特に空港では専用カウンターを構え、国としても積極的に推奨している感。

こういうサービスは国のタクシー事情によって随分と受けとられ方が違ってるようで、たとえば高かったりドライバーに安心感を得難い国などでは、それに比べると安かったり、もし価格がトントンでも、個別にドライバーが利用者から評価されるシステムがあるので、丁寧な方が多く安心が買える、且つ、電子マネーでの支払いが出来るから、他国に入国したばかりで現地通貨を持っていない時には
便利、などの利点があるようです。

ただ、ベトナムのこのサービスはまだ現金対応しかしていないし、そもそもタクシーの価格が安く、利用するタクシー会社を選べば、個人的な経験からはそんなに危ない目に遭った事も無く、住所さえ明確に分かってれば大抵の場合は目的地にきちんと連れてってくれるので、どのくらいの差があるかは不明。
サービス開始からしばらく…

たしか6月くらいまでは割引サービスがあるらしいので、その分だけはお得かもしれません。ちょうど私が日本から帰って来るすこし前に友人が利用し、空港からファングーラオの辺りまでを70kくらいで行ったと言ってました。

安い。
ただし！
私は上手く使えなかったんですよねー(・∀・;

どうやって使うの？

まずアプリをダウンロードしてそれを開くと、認証番号、というのがSMSで送られてきます。要求された画面にそのコードを送信することで本人確認が終了。これは初回時だけの手続きだと思います。その次に、呼びたい車の車種を選びます。

画面下部にいくつか車のイラストがあるの、わかりますでしょうか。そこを押すとスライド式で、どの車種を選ぶかが出てきます。

×か✔️が出てくるので、画面上に表示されてる車種でよければ✔️をタップ。で、このときは取りあえず一番左のGrab Garをクリック。そしてピックアップポイントと目的地を入力します。現在地情報はかなり正確。

同じエアポートでもドメスティックとインターナショナルを明確に違えてるし、目的地もある程度有名な所だったらその名称、若しくは住所を入力してると候補が出てきますので選んでクリック。もしくは地図上でマーク。

そして確定ボタンを押すと、近くにいるドライバーさんが表示されるのでそれでよければOKを。その際、こちらの特徴などを入力する欄があるので、見分けてもらうためにも何かしらの特徴を書いていると良いかもですね。

こちらには相手の車種やNo.を提示してもらってるので、それを目印に。更に、指定した区間の料金が表示されるのですが…

およ？
料金が250kドンオーバー？？？？

普通のタクシーを拾っても150kもあれば行ける道のり。通常この手のサービスは一般基準より安いはずだし、実際お友達は安く行けたと言っていたのでおかしいな？と思って係の人に聞いてみたら、お願いする車種や、ドライバーの設定で
金額が違うんだそう。じゃぁ、ってことで試しにGrabTaxi にしてみると、なるほど、150kくらいで妥当な金額が出てきました♪

また別の機会に調べてみた所、ドライバーに寄っても金額設定がちがうらしく、予約する前にそこはこちらでしっかり確認しておかないといけないようですね。というわけで、料金の件はこれで解決したのですが。。。

さっきの高いGrab Carの場合は画面上だけの予約操作で、且つ車がこちらに向かってる様子がリアルタイムでわかるので、近くに来たとか、もうその辺にいるはずだとか、色々わかるのですが、Taxiの方はシステムが違うらしく、予約をしたら待ち合わせ場所に関して運転手から電話連絡があり、そこで細かく打ち合わせることに。で、結局トライした5人の運転手さん全員が一切英語を使えない人で待ち合わせ失敗(・∀・;

空港に関してはGrab Carの人は大体のゲートが決まってるらしく、待ち合わせも簡単そうだったのですが、待つ所を打合せしないといけないってのは、あら大変(・∀・;

ぜひとも成功体験をこちらのブログに書きたかったのですが、残念ながら初回は失敗。でも実際にお友達は使えていたし、その他の方からも普通に使えた、ということを聞いているので、使い方さえ悪くなければ使えるシステムなんだと思います（笑）

Grab Carの場合はタクシーのように統一された車の外装ではなく、プライベートの車を使っているので、むしろ今段階のベトナムでは見つけやすいかもしれません。

6月まではサービス期間だというし、どんな方法でも一度は経験しておいてイザ、と言う時に使えるにこしたことはありませんものね。海外からいらっしゃる方はネット環境を心配されるかもしれませんが、最近はタンソンニャット空港にはSIMを売ってますし、館内Wi-Fiも使えるようになったとのことなので心配ご無用。できれば、出発前にGrab Taxiのアプリを落としておいて認証までやっとくといいかもですけどね。

既存のタクシーとどっちが良い？

まぁベトナムの街中ではタクシーを拾えないということはないし、価格もに関してのチートも、さっき言ったみたいに会社を選べばそんなにない。そんな中でどうこのシステムが勝ち抜いて行くのかは興味深い所ですが、他国では一般に既存のタクシー会社が信用ならない、なんてことが多いもの。

この種類のシステムを使いこなせるスキルがあって損をする事は無いと思います。ヨーロッパ各地、アメリカなんかでは本当に渡航熟練者でもピリピリしちゃうタクシー事情が多いと聞いてて、彼らはこぞってこういうサービスを使って安心と御得な価格を獲得してます。

日本ではぼられたり、と言うことが少ないし、ある程度交通機関が整ってるのでそこまで大々的ではない感じだし、ホーチミンでもさっきの理由でそこまでの必要性は個人的にも感じないのですが、もうアジアなんて1国くらいの感覚で行き来することが多々あるし、海外へのアクセスだって今後もっと頻繁になるはず。

既存サービスからの抵抗は何処の国でも強いようですが、「安くて安心」を有無出すシステムが既得権益に負かされてしまったら、利用者への不利益にも繋がりますし、自分としては、こういうサービス、頑張ってほしいなと思う所。「自分とこより良いサービスされたら客を取られるからお前らヤメロ」って、なんかちょっと変だと思いません？

そうだな。そういうのなら、私も一度は失敗したけど、もうちょっと活用してみよう。日本に帰ったときも、Uberとか使ってみよう。使って損になることがないのだったら尚更のこと。

一旦予約しても、もちろんキャンセルステップもあるので、まずは一度、お試しになってみてはどうかなー、と思うのでしたヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

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