一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

偶然の出会いに惹かれて行ったらそこは香港だった話!同じように吸い寄せられてた人もいたようで!~ Dai Quan Minh 

中華料理

アヒルはホーチミンでもポピュラーだけど、香港式は意外と少数派?!そは偶然だったし、偶然だから前情報も全くなかったのに、惹かれまくった結果行ったみたら大当たり!

車を降り立った瞬間に

実は別のお店を目指してました。そこが大通りから少しヘム(袋小路的エリア)の中に位入ったところだったので、大通りで車を降りたわけです。そしたら…

十数mのところにこんなお店が。
めちゃくちゃアンテナが反応してた!!!

だがしかし、この時はおめあてのお店があったのです。人に教えてもらったお店でもあり、そちらにもアンテナは反応してたので、初志貫徹。そちらに行ったら…?

おやすみ…orz
もしやお店がなくなったか?と教えてくれたローカルの友達に問い合わせたら、前日に行ったとう。

も、ものがなくなったのかな。。。😭

しかし落胆はしない。なぜなら生きたいお店が15秒前にできてたから!や、むしろこちらのお店に行きたすぎて、神が当初の目的のお店を休みにするという采配をしてくれたのかもしれない!(都合の良い考え方!)

時間が中途半端だったため、店内はガラガラだったけど…

ああ、この空気感、伝わるだろうか。
ホーチミンのローカルとも違う、そしてホーチミンにある中華レストランのそれとも微妙に違う。。。

なにがどう、と言われるとごめんなさいうまく表現できないのですが、ここは香港!

いや実際に香港にあるお店を模したというよりは、醸す何かが香港なのです!意外とこの手の空気感を持つお店は少ないような気がする。5区に行けば山ほどあるのかもだけど、それにしたって香港カントニーズな色合いは多くない気がするぞ?

とか思ってたら。。。

ジャッキー!!!!😆
後年はなんかややこしことになっるようですが、若き日の彼の才能は素晴らしかった。ましてやアジアンが到底戦える状況ではなかったハリウッドにまで行った人だったものな。

突然の告白をすると、ワタクシ、小学生後半の時期から中学生の間、ジャッキーのインターナショナルファンクラブに入ってました。うはは。若気の至り😁

メニュー!

メニューの特化ぶりも、いいぞ?
お一人なり少人数で行くなら、大判メニューのこっちの面で、米やら麺やらとセットになってるアヒルだ鶏だを試すといいと思う。

一番左、漢字が「干面」(ドライ麺)になってるけど、細かな内容がちゃんと「COM」になってるから米メニューだw

おいおい、ちぇりさんに誤字を指摘されるなんて、よっぽどだぞ(・∀・)

そして一番右はお野菜類とかですかね。単価はそこまで安くないので、恐らくそれなりの量があるのでしょう。

どちらにしても、ここは大勢で来る方が色々食べられて良さそうだとという容赦のない量であることは推察された。裏面メニューがこれだもの。

ダックの量が半分とかから。単価もローストダック、チャーシュー、豚のカリカリ焼き(He Quay)蒸し鶏的なものが大きな単位で提供されてる。

そのうちの2種とか3種を組み合わせた皿もあるが、ホーチミンで175kというとそれなり量だ。

いやものすごい高級なお店ならチョロっとしかないという可能性もあるが、ご飯プレートが75kくらいであることを考えると、そこまででもない気がする。

万が一大量でも持ち帰りができる国なのでドーンと頼んでも良かったが、まあ初手でそういうことをすると大抵(あー…)となるパターンが多いので今回は慎重にいく(๑•̀‧̫•́๑)

ちなみに卓上にあるメニューは、先ほどのボードメニューを書き換えてるだけで内容は一緒でした。うん。

横の卓上調味料が気になるぞー。

登場!Mi Kho Vit Quay !

とにかくこのお店はアヒルのお店らしかったので、Mi Kho Vit Quay!Roasted Duck Dry Noodle!ローカルにも類似のメニューがある、定番中の定番だ!

汁麺などもローカルにはよく見受けられ、私の好物ではあるのだけど、あれはベトナミーズアレンジドのレシピが多い。

それはそれで美味しいのだけど…?

うおおおお!これは!!カントニーズ!!しかも香港のカントニーズ!!!

まあいうほど広東地方本場そのもののものをたくさん食べてるわけじゃないのですが、広いからねー。なんかこう、香港に来てる広東系の料理、それはそれで独自の風合いがある気がするのですよ。

そしてここのはまさにそれ!
冬樹と同時に「おーーー!」って声に出して店員さんに笑われたわwww

だってみてこの艶、照り!そして切り口からわかる皮の高度(硬けりゃいいってものなく)そこから立ち上る芳醇なる蒸気の様子から、中がしっとり仕上げられているのがわかる。

果たして中をのぞいていると…?

ほらあああ!めっちゃジューシー!😆
ただ単に肉部分に水分がっ止まっているというだけじゃない。皮からの脂がじわーっと全体にしみて保湿してる感じ?

この状態に仕上げるには下処理、そして丁寧な丁寧な火入れが必要。そしていくら丁寧にやってもそれが、Right Recipeでなければその手間が無駄になる。

プロフェッショナルなお店だから当然とはいえ、これはっ(๑•̀‧̫•́๑)

あまりに素敵ルックだったから似たような写真をもう一枚w
割に小ぶりなダックを使ってるところも良い。肥大させすぎたダックは皮下の脂が多くなりすぎていけない。

大き方が食べやすい!と感じる方も多いと思うが、そしてダックの種類、個体差にもよるので一概にはいえないのですが、ある程度小ぶりでキュッと小股の切れ上がった感じのが良い。

小股が切れ上がったダック。
アヒルにも使える表現だったか。。。(いやあんたが使ってるだけな?)

ぱっと見で気になったのは、ヌードル。ベトナムローカルでは黄色く細くて、表現悪いが輪ゴムのようにウォリュウォリュした硬めの麺がよく使われているが(好き)、こちらはコシも硬度もないポソポソタイプのやつ。

ただそれは質が悪くてそうなってるわけじゃなく、そういう種類のタイプの麺だ。まあこれも悪くない、などと上から目線で食べようとしたら、ふおっ、これ美味しいやつや!

家でこの手の面を扱うなら、私はオイスターソースにごま油、そしてそれらをスープで伸ばして絡めるが、そしてこちらの麺の味付けも、ストラクチャはそれに近いが、ごくごく薄めに、しかし均等にそれをまぶしている。

どう考えてもダックに負ける味付けだ。しかしこんなダックを出す店が、その辺のバランスをないがしろにするとも思えない。

そこで、これだ。
小皿に出てくるグレイビー!

最初はダックをつけて食べる調味料かと思ったし、実際そうしても美味しいと思うが、何せダックから出てる旨味を凝縮させたもの且つ、あまり強い塩気を醸していないので、つけたところで抑揚がつくわけでもない。

なので、きっとこれが正解🤤
ドライ麺でごま油もそんなに大量に使ってないことから、麺がくっつきがちという点も、このグレーヴィーをかけることで解消だ!

そしてあの淡い味付けは、このグレーヴィーを引き立てるためのファンデーションでしかなかったことがよくわかる!うおー!この汁かけて食べるとめっちゃおいしー!😆

店がそれを意図してるかどうかは知らんが、みなさん、ベトナムのお店の寛容さを信じてほしい。うまいようにして食うのが客のマナー、くらいに思ってくれてるお店の多いことったら!

実際、卓上調味料で自分テイストを構築して料理が完成する例も少なくなく、私は初めてのお店では、そこに調味料がある限り、色々試すのが好きなのです(^・^)

で、上の写真。大きいのはお醤油で小さい黒いのは黒酢。そして一番奥にあるのがSateですが、こいつ!エビが嫌いじゃなかったらぜひ使ってみて!

辛いもんだと思ってたらそんなに、というか足らんくらいに辛くなくて、その代わりにエビ!エビが主原料のXO醬じゃん!じゃんじゃん!!なんて贅沢な〜!😆

そしてこの、Bok Choi。食べるタイミングまで気づかなかったが、凄まじいぞ。ただの添え物の青菜と思うでない。相当火力で瞬時に熱と脂を回し、且つそれが均一で…

フレッシュな青菜のようなシャキシャキ感を醸しながら、でもしっかり「炒め」られてるという絶品もの。上の写真の左下にある薄い葉っぱの部分が、全くヨレてないのがお分りいただけるだろうか?

これ、たまたま、かなあ。いや今度は一品料理で頼んでみなければ。もしこれがデフォだとするならものすごいセンスと技術。やっぱただもんじゃねーなこのお店?!

と、他に客のいない店内で、机バンバンしそうになる勢い位で大興奮のちぇりさん。こりゃーいい店見つけた!ってことで、調子に乗ってSateをワンサカ。

これほんと、そんな辛くなくてエビの旨味がひたすら詰まった一品です。通って仲良くなったらこれ売ってくんねーかなー。

ちなみにグレーヴィーですが、食べる箇所の麺にだけ、レンゲですくってチマチマかけてましたが、もうしまいには、器ごとザザーットかける始末w

これ、別にこの国・この料理ではお行儀悪いってわけでもないと思うので(厳しいご家庭だとわからんけど、少なくともこのお店では何も言われなかったw)遭遇したらぜひやってほしい。

間違っても麺だけモソモソ食べて「味気ないなー」とかって評価を下さないでほしい。

このグレーヴィーをかけてなお、味が強すぎることはなく、麺は麺の領域を守り、あくまで主役のダックが飛び跳ねるような美味しさを、なだめ受け止める役割を果たす縁の下の力持ち的麺の漢気、楽しんでほしい(๑•̀‧̫•́๑)

行ったのも偶然ならこんな偶然も!

さて、こりゃーいい店見つけたと、早速記事を書いてたところで、こんな投稿発見!

ここっ、これは!!!😆
店内写真より何よりダックの様子を見るとすぐにわかる!

実はダックがあまりにも美味しくて、食べていた時=Ryoさんの投稿の前日にSNSに投稿はしていたのだけど、ご覧の通り…

https://twitter.com/CheriTheGlutton/status/1552210502633537537

店名も何も出してない状態だ。
投稿時間、333だな(どーでもいい)。

だから彼がこの写真からお店を推察したってことはなく、ほんっとーにすごい偶然のたまもの!うおーっ、こんなことある?!

ってことで早速Ryoさんに食らいついてひとしきりのうまいもん談義。これは…

いまが店に呼ばれるタイミング!?

店が人を呼んでますな( ̄▽ ̄)
あるんですよ。店自体が人を呼ぶ機運を発してるケースって。

科学的な根拠は、ない。

ただそもそも車を降り立って、視界にはなかった方向から強く「何か」を感じて目をやった先にこの店を見つけた時の感覚とか、こんな身近に、しかも時をほぼ同じくして、その方もまた偶然にもそこに足を運ばれた方がいたとか…

店がね、磁力のように人をひきつけてるとしか思えない。そういうケースってたまにあって、しかしまたそれが永遠でもないから面白いのだけど、この店からは「今」、ものすごくその磁力を感じる!

人に見限られると、当然そういう磁力は薄れるので、このお店にはファンもたくさんついてるのだと思う。ファンがついてるということは回転もよいということで、気いっちんにもきっとリズムがあるはずだ。いわゆる「ノッてる」という状態。

ならば今です。波に乗って、今食べに行く。
こりゃ大勢で行って食べてみないとな!

 


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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Vit Quay Hong Kong Dai Quan Minh 
200b Vo Van Tan Q3
Time: 07:00 – 20:00
Spent: 75,000vnd / person

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