一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【悲しいお知らせ】たまごだけを頼むほど好きだったこちらの味が変わってしまってました… ~ Sakura Obento

日本料理

ホーチミン、ほんっと美味しいお寿司屋さんが増えましたよね!で、良いお値段だったら美味しいのは当たり前なのですが、ここんとこのローカル価格帯のお寿司屋さんがメキメキと…っ!

※2023年6月現在、こちらの味が変わってしまってたので以下にお知らせしておきます

ふと目に止まったお寿司屋さん

2022年7月

Capichiさんで、どっか私いとこないかなーと思いながら探してたら、おっ、なんか新しいお店がある!

しかもお寿司屋さん…ってより…

こいつが目についた(笑)
鮭カマか!

結構難しいぞー。ご経験された方もいらっしゃるかもですが、ベトナムで売られてる鮭のほとんどは輸入物。つまり冷凍→回答工程があり、そこから調理するまでの管理とかが心もとないと…

生臭くなりがち😭
刺身ですら、平気で(これ生で出したらあかんやろ…)という質のものを出してるものもちょいちょいあったりしますもんね。

そんなのは鍋に入れると一巻の終わり。出しの全てが生臭くなるという大惨事イベントが発生します。

もしくはゴリッゴリにスパイス効かせて脂が落ちきるまで焼いちゃってるとか。難しいぞー。どう出るかな?と思って頼んで見ました(底意地悪いな)

メニュー!

というわけで、メニュー!

カバー写真こそお寿司じゃないですが、人気商品の筆頭はお寿司。巻物、そしてやっぱり鮭のかま塩焼き(๑•̀‧̫•́๑)

だよね。あんまり出してるところないし、お値段ボチボチお手頃だし、内容が良ければお安いくらいだし。

親子丼とかカツ丼も…安いな?!😳
でも今回はお寿司が気になるのでぐっと我慢!

お寿司のセット物とかも写真がわかりやすくていいな。

巻物も充実。
あと、カマじゃなく、身の部分の焼き物もある(そらあるやろw)
鯖の塩焼きとかもいいなあ。

素材としてのお魚も最近はあちこちで帰るようになったけど、焼くのが結構面倒だったり、部屋中が魚の匂いになるのが苦手って方もおられますよね。

美味しかったら、ここいいなあ。

まさかの伏兵!!

鮭かまの塩焼き

さて、まずはこれ。
ギョッとする方もいらっしゃるかもしれないけど(笑)、鮭カマです。

マグロの兜とかはあるけど、日本だと鮭カマ、そこまで頻繁に見ないかも。でもこっちでは食材の一つとして、鮭の頭だけがゴロゴロ売られてたりします。

ベトナムの方、美味しいところ、よくご存知だものね(๑•̀‧̫•́๑)

そしてマグロほどじゃなくても、このサイズになると、割るのが大変なんだわ😅

包丁も傷めかねないし、つるっと滑ったりすると怪我をしかねない。意外と大変。

かと言ってまるのまま役と食べにくいし火も入りにくい。均一に加熱しようと思うと、凄まじく時間がかかる。

なのでこんな風にして買えたら、酒の肴として最高じゃない?
塩かはかなり控えめだったので、ご家庭にあるお好きなお塩やお醤油などを足すといいかも。

一応青唐辛子のソースがついてきてました。これはベトナムニーズなのでしょうね。

どこか特定メーカーさんのなのかな。スーパーで売ってる一般的なメーカーのはもっと水飴的な粘りがあって、変な甘さとかあるけど、これは割とスッキリ。

青唐辛子に他のハーブとかも入ってるのかな。爽やかさもあってお好きな方はお好きだと思う。辛いけど(笑)

すごく均一に、そして皮の下の脂部分も落としすぎず、且つ、少ない身の部分はしっかりとジューシーさを残して焼かれてたんですが、サラマンダー(グリル機)でもお持ちなんですかね?🤔

え?生臭さ?
微塵もなかった。どんなに上手に調理したって多少は鮭の臭みみたいなものが残るんでしょうに、すっごい丁寧なのか巧妙なのかわからないけど綺麗に仕上げられてて、これは買いだわ!

うん、惹かれて正解!

お寿司

で、お寿司。
見てこのパッキング。特任何か特別なことをしているわけじゃなさそうななんだけど&シッパーさんの丁寧さも相まってか、とても綺麗。

良きお寿司屋さんは、詰めるときのことも想定して握り加減から調整されますもんね。ぎゅうぎゅうにならないように、ゴロンゴロンと転がりにくいように。

この容器の素材感もいいのかも。底がザラついた素材でできてるので、お寿司が動きにくいのかも。この視点はなかった。

そしてマグロスパイシー軍艦、ちょっと載せすぎちゃうか?ってくらいのネタの盛り。

で、正解。
味付けは、自分的にはもちょっと甘めのお醤油の方が嬉しかったけど、そんなものは個人の好みだ。結構辛いのでお子様とかには向かないと思うけど…

澄みやかな味が綺麗で美味しい。

こっちで手に入るマグロ、それ自体はそこまで高いクオリティのものは少ないし、ましてやこの価格(42k)だから、使うとしたら、こうして手を入れて食べた方が美味しいよね。

サーモンが美味しいのはよくあるけれども…

この握りの愛らしさよ。
そしてシャリが美味しい!綺麗なツヤを放つ輪郭、ふっくらと炊けたところに馴染んだ寿司酢。味はここのお好みかと思いますが、モロ私好み。

そしてアヴォカドと鮭の細巻き。これが…素晴らしかった…。そのときのアヴォカドの売れ具合とかにもよるのかもしれませんが…

このときのアヴォカドはちょうど熟れ頃のものが使われていて、口に入れるとマーッタリとサーモンとの境がわからぬ一体感を醸していて…おいしい。

形もきれい。

ねえに速やかな四角。
そしてシャリを見て欲しい。米の粒の輪郭が壊れず、程よく詰まっているものの、わずかにコメと米の間に隙間も見える。なんと手の美しいことか。

ただそれでもしっかりお仕事されるのが良いシャリの見事なところ。ちゃんと旨味と食べ応えでフォローしてて、え、これ細巻き?という味覚的なボリューム感。

そしてこいつだ。

これが思わぬ伏兵だった。

たまご。なんかこう、ものの本にはギョク(たまご)の仕上がりを見たらその寿司屋のレベルがわかる、なんてことが言われますよね。

自分としてはそこまで言い切れるだけのもものはなくて、単にたまごが好きだから頼んむですが(笑)、好きだからこそ点数甘いんですよ。余程酷いものじゃなければ、それなりに美味しい。

ただ…ここのたまご、ズバ抜けてる…っ😳
そしてチラッと見えるシャリ。おわかりいただけるだろうか。輪郭はしっかりしているけどハリがあって、気持ち透けんばかりの美しさ!

またたまごはご覧の通り、油焼けの跡(油を使いすぎた結果、余熱が入りすぎて灰色になるやつ)もなく、角層が密着し(ギリギリ固まってる程度の時に次の層が巻かれてる証拠)…

なんだったら切り口がちょっとウルっとしてるくらいにみずみずしい。これはお出汁や調味料類の水分が、かなりギリギリの枠内で適切な量混ぜ込まれ、焼く際の温度や時間も素晴らしかったことの証…。

お味もほんのりとした甘さが絶妙で、お出汁の味とのバランスも良く、何より卵の味が生きている。そしてなんといっても…

口どけ!!
そう、シャリとともに口に入れると、噛む前からわずかな圧力でトゥロリって感じで崩れるよような溶けるような。え、なにこれっ。

ちょっと…これまで良いお店のお寿司を食べても「😳」こんな感じにはならなかったので、なんかの間違いかと思い、翌日のランチにも頼んで見ました(笑)

うん、やっぱり…おいしい。。。
この厚切りで握りをまとめてるという形状的なものにも感心するのですが、やはり、口どけ…っ!!早く食べたすぎて、写真ブレとるがな!

そうか。
こんなたまごがあるのか。
そうか。

これはいつかたまご祭りをしよう。
たまごのお寿司だけいっぱい頼むんだ。。。(笑)

で、2回目の注文時には、鮭カマがおいしかったので鮭の皮をカリカリにしたやつの巻物を。

うっほ。
ほんっとにカリカリ。そして縦に切ったきゅうりのバキュバキュ。これ、繊維の向きも考えて切られてますね。きゅうりって切る方向や手順なんかで食感が全然変わるんですよね。

これは縦方向の繊維を残した切り方。
桂むき的な解体をして縦に細切りにしてあるやつ?この鮭皮のカリカリに合わせるなら断然これだよね。

そして歯切れが良いので、鮭皮の噛み切りにくさをさほど感じさえず、食感を小気味よいものに感じさせてくれる。

価格はローカルなんだけど

たまごといい、この鮭皮ロールといい、至る所までのお心遣いと腕前が、確実に心得のある方のお仕事と拝見しました。

でも…金額がローカルや🤔???

聞き込みをしたところ、日本の方とローカルの方でやっていらっしゃる、らしい???

にしたって、このお料理でローカル価格ってのはありがたい!

ねえみんなもたまご、食べてみて。美味しいから。もちろん他のネタも美味しかったけど、たまご…おいちいの…(*´꒳`*)

残念なお知らせ ⬅︎NEW!

2023年7月

初回投稿してから一年弱。
更新こそしてませんでしたが、他のお店でデリバリーをしてハズレたとき、こちらのタマゴ握りをオーダーして気持ちを落ち着けることが何回もありました。

酷いものを食べたままだと気が収まらないし、かと言って高い金額をまた出して何か食べるのも癪。そんなときに、こちらのタマゴ握りは安いしホッとする味だし、大好きだったのです。でも…

うーん、明らかに見ただけで様相が違う。
しかし焼きは相変わらず上手だ。でもこう、なんか漂ってくるものが違うよなーと思ったら…

多分甘味に人工甘味料かなんか使ってますね。。。苦い…そして変な香料系の香りがする。卵はその手の味覚や香りをとても素直に反射するので、’ちょっとのことでもすぐ分かりますよね…。

とても、食べられたものではなかった。
また、一緒に頼んだしめ鯖の様子を見ても、次回を頼みたくなる様相ではなく。

下の写真を見て、お分かりいただけるだろうか。

リアルに見るとすぐにわかるのだが、皮を引いてない。
ご存知の通り、このサイズのサバの皮ってかなり強情。普通に刺身的な感覚で食べて、噛み切れるものではないのです。

寿司や、刺身などを扱う人なら基本中の基本。

これは、寿司を作ることを個人的には任せたくない人のお仕事。残念。

ここ数ヶ月は頼んでなかったので気づきませんでした。もしもこの間にこの記事を見て頼まれて、味に銀を持たれた方がいらっしゃったら、本当に申し訳ない。

とても推してたお店だっただけに、残念です。

 


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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Sakura Obento
Capichi: https://order.capichiapp.com/ja/restaurant/1096

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