海外の和食屋さんと聞くと、あまり味に期待できないとか高い、というのが
定番イメージであるわけですが、価格に関してはホーチミンは皆さんかなり
頑張ってると思うんです。安い所も高い所もありますが、定食などで見ると
かなり日本の価格に近い。ホーチミン物価からすると高い訳ですが、
日本価格と同じくらいで頂けると言うのは、かなりありがたい。
ヘタしたらレベルは低いのに価格は倍とかいう国もあるからなー。
しかしでは良く食べに行くか、となると、食べる際には美味しい方が良い訳で、
同じ価格を出すならローカルのご飯、もうちょっと出してもコスパが良い
各国料理で、となったりするのが個人的な実情だったり。
そんな中、SAKAI さんなどはかなりの頻度で伺ってて、珍しいケース。
味も価格もコスパが見合ってて且つ、レベルが高いって和食屋さんも
あるにはあるんですが(あくまで個人の好み上ですが)少ないよなーと
思っていた所。。。
どーんヾ(@⌒ー⌒@)ノ
Mac Dinh Chi の端っこ(Dien Bien Phu側)にできた和食屋さん。
大阪を拠点とする居酒屋さんのようですね♪
少し前にオープンしてて、実は開店直後に行かれた方のご意見を耳にして
ちょっと敬遠してたのですが、少し落ち着いた頃に行かれた方のお気に入り、
ということで連れてってもらいました♪
店内にはお品書きが壁いっぱいに張られていて、日本の下町の居酒屋さんの
風情が満点(笑)
そして入り口の所には。。。
ビリケンさーん(笑)
おおっ、まさかホーチミンでお会いできるとは!
足の裏サスサス、しましょうねー♪
まだ出来て間もないから触ってる人も少ないのかすり減ってません。
きんきらきん。ご利益も大きい?(笑)
二階は個室がいくつか設えられてて、続きとは言え完全に仕切られるため、
お仕事絡みの会合などにいいかもですね。そして山水作りっぽく頑張ってる
砂利式の床は、お子さん達が楽しめそうだー(←お前が遊びたいんだな・笑)
さてメニューです。
かなり盛りだくさん。
今回連れてってくれた方がお気に入りのお刺身、お寿司、天ぷら、串カツなどが
おまかなブロックで、それが盛り合わせと単品で頼めるようになっており、
且つ小鉢物や一品もの桃かなり充実している感じ。かなり幅広い!
和食屋さんは大抵そうされてるけど、写真入りでありがたいですね。
定食は120kドンとかのものもあるし、全体的にかなり易いなーって感じ。
日本と同価格でもホーチミンならありがたいなって思うんだけど、その日本価格に
直してみても「安っ」って思うから、相当なもんだと思う。食べる前ではあったけど、
このメニューのラインナップをこの価格で組め、と言われたら、個人では相当
きついなーと、ザックリなイメージでも感じちゃうから、相当頑張っておられる
んだろうなー、と、ひとまず注文時から感心。
はいでは頼んだ物が多かったので、さくさくとご紹介して参りましょう。
まずはお勧めのお刺身。盛り合わせで頼んでみました!
鯛が美味しい!!
ここのお刺身勧めてくれた方も四国にご縁のある方で、鯛にはちょっと一家言おありな
方だったんですが、その方が美味しいと言ってただけあって確かに美味しい!!
歯ごたえも良いし、旨味もある。ホーチミンで食べた鯛の中でも出色。へーっ。
他にサーモン、イクラなどがあり、サーモンは鉄板で美味しかったですね。
ホッキ貝なんて物もあったなー。イカも肉厚でムッチリと甘く、マグロの中トロ
っぽいのは食べ損ねたけど、メチャクチャ美味しそうだった!日本食材さんの
おかげでホーチミンでも美味しいマグロを食べられる事は実証済みなので、
見た目から、また食べた方の反応からも美味しかったであろう事が予想されました ( 。•̀_•́。)
ただサバは個人的にちょっと血抜きの仕方が苦手で、タコだけ包丁が甘かった。。。
他はすっごくきれいな刃だったんだけど、タコだけなぜかガタガタ。。。
味は悪くなかったけど、あれだと口に入れた時の水っぽさにかなり影響しそう…(^^;
ちょっともったいなかったかな。
ただ太っといイカゲソとかは絶妙にシットリ熱入れされてて美味しかったりと、
物によるって感じかなー。あとね、お醤油に拘っておられるらしくて、
私はの知らないメーカーさんのだったんだけど、とーっても美味しかった!!
お刺身はおいしいんだけど醤油が残念!と言う和食屋さんを何件も見て来たので
これは嬉しい♪
それよりなにより価格が価格ですからね。本来ならこんな値段でグダグダ言うなや!
ってお値段なんですが(笑)、次回頼む時は好みの物を単品で狙い撃ちすると思う。
とりあえず、のおつまみ類もおいしかった♪
ホーチミンにあってくれてとても嬉しい銀杏と←丸っ切り個人的な感想w
どてやき、軟骨の唐揚げ。銀杏はお代わりしたwww これ、1皿30kドン。
170円くらい?日本の焼き鳥屋で串に3個くらい連なったのが100円とか
考えるとめちゃくちゃ安いっ(≧∇≦)
そして串揚げ!!
あらやだ、ここは新世界?!(笑)
写真ぶれぶれでご免なさい。。。
卓上には『二度漬け厳禁』のソースの容器も。
でも個室だと誰の目も届かないからうっかりやってる人もいそうだなー(^^;
特に注意が気も目につく所には無かったし。もちょっとアピールしてくれても
いいかも。知らん人はホントに知らんから。
私も昔大阪に住むお友達に初めて串揚げ屋さんに連れて行かれて、そのルールを
知らず、うっかり二度漬けしそうになった時にえっらい怒られた事があったなー。
『あんたがそんな人非人やなんて知らんかったわ!!』
とかって凄い勢いで怒られた。。。(-“-) ←人非人
でもこのソースがまた美味しかったんよね。
串揚げってメッキリ食べなくなって来てたんだけど、衣の加減もネタへの熱の
入れ方も程よくって美味しかったわぁ。なんなら「串揚げ食べに行こか」って
また思うことがあるだろうなと思うくらい。バッターも、あの新世界の串揚げ屋さん
独特のネットリしたタイプのやつ使ってるんかなー。すごいすごい。これは嬉しい♪
で、お腹が減っていたので早々にお寿司(笑)
これがまたツボった!!
これは盛り合わせじゃなく食べたい物だけを頼んだんですが、ネタに関しては
お刺身の所を参照していただくとして…シャリっ( ・`ω・´)b
シャリがえがった!!!
まず小ぶり。
何を良しとするかは人によると思うんですが、特に飲みながらの時にはわたくし、
小ぶりのシャリが好き。まぁ酒の場でなくてもシャリがゴツいと食べづらいし、
ネタを楽しみづらくなるなどの弊害があるので、どんな時でもやっぱりシャリは
小ぶりが好きかな。ここのお寿司はジャストサイズ。
そして酢飯の味の加減が好みで、且つ、握り方が丁寧!!!
私が知る中の極上の握り方、とまでは言いませんが(笑)、路線的に同じ方向。
空気がしっかり含まれてて、手でつまんでネタにお醤油をつけるまではしっかり
してるけど、お口に入れると軽やかにほどけ、ネタを噛んで以降はネタの旨味が
ホロホロに解けたお米にまとわり、スシを食べるってこういうことよねって路線。
(説明長い。。。)
えーっっっ。
お寿司も決して高くないのに、この握り方なんだーっ。
これ、日本の方が握られてるのかなー。ちゃんと今後続けるにあたって、
現地の方が引き継がれておられるのかなー。串揚げだけじゃなくこのお寿司、
またわざわざでも食べにきたい。ネタは多分先ほどと同じく物によると思うけど、
このシャリ、貴重っ。
あと、ウナギ、美味しかった!
実は別のものを頼んだつもりで間違ってたんだけど(笑)
もって来られた時にオイシそう過ぎたからそのまま貰った(笑)
こちらのウナギなのかなー。ちょっと弾力のある食感で、クドくない程度に
脂も乗ってて甘辛加減がいい感じ。ってか、焼き方、お見事。表面薄くパリっと
香ばしく、中身はジューシー。タレもしっかり馴染んでるけど焦げもなく。
うひひ。間違ってくれてありがとう(*´艸`*)
ってか、こちらでオーダーする際は、直接口頭で伝える事も出来ますが、
オーダーシートがテーブルにあるので確認しながら自分で伝えることもできます。
今回は口頭で、その場で確認しながら頼んだつもりだったのだけど、もしかしたら
こっちが指さした写真が違ってたのかもしれません(^^;
酢飯が気に入ったので、巻物も追加。
どっちも絵面が似てますけれども(笑)鮭皮巻と海老カリフォルニア巻と
海老フライ巻。写真は前者二つのみ。
鮭皮は、こちらではよく使われてる巻物ネタですが、甘辛っぽく味付けして
サクサクっとしたフレーク状にしてあるもの。鮭はこっちでは貴重、というか、
結構お高いから、皮まで美味しく頂こう!って知恵なのか、単純に皮美味いよね!
と言う人が多いのかは分かりませんが、皮好きなので大歓迎ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
海老フライの方も多分揚げたての物を使ってたと思われます。巻物でありながら、
サクッとした薄いけどしっかりした、あの串揚げを食べた時の感動がある衣の食感、
プリッとした海老のみずみずしさ、そしてホロホロの程よい巻加減のシャリとの
コントラストが美味しかったヾ(@⌒ー⌒@)ノ
巻物って具材と米のバランスが難しいもんやと思うけど、ごはんものー、とも
具材ばっかりでゴジャゴジャー、ってのとも違ってて、ちゃんと「巻物の美味しさ」
になってるのがすごいわ。頃合いの大きさでこちらも好み。
料理のサイドにちょっと盛ってあるお野菜の盛り方も丁寧だったし、どやー!
って目立ちはしないんだけど、随所にお心遣いを感じる場面も。
豚肉料理としてはスペアリブ。骨付きでちょっとゴツくて野生に戻らないと
食べれない感じではありましたが(笑)味はよかった。女性のお客さんで、
見られたくない相手が目の前にいる場合はお気をつけを(笑)
とん平焼きは、大阪のそれを食べ慣れてる方から見ると「かわいいなー!」と
言うサイズだった様ですが(笑)、なんし豚が美味しし、生地がぽわぽわで
私的には美味しかった♪
〆はお茶漬け。
鮭と梅がありますが、ベースは由緒正しき永谷園系のお味付け。
梅はそうでもなかったけど、鮭を食べた人はベースに塩味がある所に
多分塩鮭を使ってたんかな?ちょっと塩っぱいと言う人が多かったかも。
梅はアッサリし過ぎてるくらいだったから、しょっぱめ系が好きな人は
鮭、推奨。
居酒屋さんながら(とか言うと失礼かもですが)モヒートとかメチャクチャ美味しくて、
こればっかりは日本の安居酒屋のカクテルよりも格段に美味しいやろ!というレベル。
ハーブ、豊富ですもんねー(^^;
いやーっ、食った食った!
ポンポンパンパンだし、美味しかった!
こんだけ食べて、バンバンビールも飲んで、7人頭で割ったら、1人頭
二千数百円換算くらいだったかな?ビールはあんだけ飲むならタワー
タイプを頼めばよかった、って思うくらい飲んだので、充分安かったと思う。
且つ、美味しい物が多かったからなーっ。ホーチミンの和食屋さんのコスパ
としてはかなり良いと思う!!
願わくば、スシの握り方とか火入れの具合とかの繊細な部分、串揚げのクオリティ
などが今後も続いてくれますように。店員さん達は日本語がもの凄くスムーズに
通じる人と頑張ってる方がいたので、そこはこちらも様子を見ながらお伝えすれば
問題無しって感じですし、聞いていた様なオペレーションで気になる所も殆ど
改善されてたようで、これは是非一度利用してみてほしいお店だなーと思いました♪
ビリケンさんもおらっしゃることだし(そこ大事?w)よろしかったら是非一度ー♪
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