さて、電車でガタゴト移動して、お次は花蓮。
綺麗な名前の所ですね(^・^)
電車にはコンビニで買った恐竜卵(ちぇり的呼び方)もとい、
茶葉蛋(チャーイェタン)と駅弁を!シンプルだけども美味しいの、
これ!鶏のタレ焼きに春雨炒め、シャキシャキとしたキャベツの炒め煮、
高菜の漬け物。。しかもお米がおいしい!良い!
さて花蓮は、台湾東海岸一の地方都市って聞こえ通り、大きな街!
海沿い近くにレンタル自転車屋さんを見つけたので借りて見ました。
午後〜夜9時までで1人250元。
午前中からだともう少し上がるのかなー。そこはちょっと不明ですが、
この街は小回りのきく、乗り降りがすぐにできる自転車、かなり有功!
良かったら行ってみて下さいね♪
ちなみにこちらを営まれているお家のお嬢さんが日本が堪能で、
レンタルの手続きも簡単にできた(^・^) 彼女,もう少ししたら
日本留学するんですって♪LINE交換したから日本で会えることも
あるかもしれないーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
そして街並。台北とは違って未だ巨大なビル群は少なくて、
昔ながらの街並が残っていて良い雰囲気♪
レンタルサイクルを借りて街中を回ったのだけど、食べ物屋さんも
多いし、こんな物も見つけました。チリ専門店。
あー、これ絶対美味しそう。
最近チリ好きなお友達と、旅先のチリコレクションを楽しむ
のが楽しいので、これは!と思い、もちろん購入。
チョイ食べ街も楽しかった(^・^)
お惣菜も美味しそうだったけど、胃袋セーブの為に小ぶりの肉まんをつまみ食い。
こ、こんなに高く蒸篭を積んでるの、初めて見た(・∀・;
チャンとてっぺんから蒸気が出てる、ってことは、蒸せてる
ってことなんだよな。。。。すげー(笑)
定番の豆花(トゥファ)や、ベトナムのチェー的デザートを堪能。
右のは大麦を炊いたのと牛乳の組み合わせ。なんか台湾で牛乳
使った料理やデザート、良く見たなー。
あと大きな夜市がありましてね。
にぎやかですが、ザックリ写真を並べた所でお察しください(笑)
こちらの下調べ不足であまり大当たりな物は無かったのですが、
兎に角規模が大きいんでお散歩するだけでも楽しい。
と、ここまでは台湾旅行紀らしい内容でしたが、
そうじゃないもを書かせて下さいっ。
Frech Bakery。
なぜ、台湾の花蓮で。
ええ、普段なら旅先でのパン屋さんはスルーです。土地の物をより沢山
食べたいので、パンは胃袋の無駄遣い( ・`ω・´)b(パンがダメと言ってる
わけじゃないので悪しからず)。ですが。。。
「ちぇりさん、このお店石臼があるよ(・∀・)」
旦那さんが気がついたのは店先左側にあった石臼デモンストレーション。
流石に全商品を自家製挽きの小麦で賄うわけにはいかないようでしたが、
限定品として、自家製挽きの小麦でパンを焼かれているのだとか。
ほうっ。これはかなりの拘り。しかも足下には多種類の小麦粉が。
多くのパン屋さんがされてることで、粉の使い分けは珍しいことでは
無いと思いますが、それを明確に提示して分かる人には分かるように
アピールしてる。よほどの自信があると見た。
で、入ってみてすぐにそれが正解と判明。
見て。このクロワッサンのエッジ,見て。
これ見て買わずに居られる人なんている?!(あんた自分が変態だって
そろそろ自覚しようね)。これ、相当な手練でないと出せないエッジ。
しかも台湾、温かい国でバターの多い生地のエッジをこんなに立たせる
って、尋常なことじゃありませんよ?もちろん温度管理がなされた部屋で
作業はされてるはずですが、もうその設備に心砕いてるってのが素晴らしい。
果たして齧ると。。。実に。実に深い。
唇に感じる明確なエッジに抗い歯を立てると(サリサリサリっ)と
小気味良い音を立てて崩れ、バターの香りがジュンワリと。
素晴らしい。
私、日本で評判の高いクロワッサンってかなり食べたつもりでしたが
(飛騨高山の名店にわざわざ食べに行ったこともある)こちらのクロ
ワッサン、日本のトップクラスに楽々食い込んでると思う。
別所で作られてる冷凍モノかも?とも思ったのですが、その他のパンも
素晴らしかったの!
ドーナツは、油っけと砂糖っけを十分に備えつつ、中の生地がフワッフワ!
ドーナツフリークの旦那さんが目をひん剥いて喜ぶレベル。
逆にあまりドーナツに惹かれない自分がその辺駆け回って喜ぶレベル(笑)
カヌレも見事。日本では一時期のブームが去ったあと、たまにしか
見かけず、しかもなんだか「カヌレを置いてる」って事実を満たす
ためだけに、おためごかした商品が多い中、キッチリした蜜蝋使い、
しっとりもっちり仕上げたカスタード生地、どれもがベスト。久しぶり
に食べたわ、美味しいカヌレ。
翌日花蓮を発つ前にも寄ったよね。あのドーナツ求めて。
でも開店直後の時間にしか寄れなくてドーナツはなし。
ちょっとガッカリしたけれど、こう言うときはこう考える。
「他のパンを買いなさい。他の悦楽を覚えるが良い」
了解したです(`・ω・´)ゞ
パズーの朝食的パンは卵の黄身がネットリと。マヨベースのソースが全体に
かかってるんだけど、これが実に良いバランスで水分を与えてて、全体を
ぺろりと美味しく食べられる。もちろん調理パン用に調合された生地が
素晴らしい、張りがあってフカフカで。
カヌレがあのレベルだったのだから、クイニーアマンはいわずもがな。
やはりエッジがきいたデニッシュ生地にキャラメライズドされた
タップリのミックスナッツが美味しい菓子パンは「リッチ」のひとこと。
かなうなら、上等のコーヒーをお伴にしたかった。
きれいな絞り目がつぶれちゃったけど、このクリームパンの色気ったら
なかったわよ。ふっくりと膨らんだ両側の生地の割れ目にトロトロ
マッタリのカスタード。とても滑らかだったので、濾しも数回入れ
られてシッカリ練り上げられてる感じ。
口に入れると、フカフカのパン生地もトロけるように消えかけるの
だけど、そこにマッタリとしたクリームが合わさり、舌にまとわり
着く様な感覚。至福。こんなシンプルなタダのクリームパンなのに
我を忘れて食べ尽くすまでむしゃぶりついてしまったわ。。。
ワタクシ、今後花蓮に行く目的は、このパン屋さんになると思います。
パンを食べに花蓮へ行く。粋狂も極まれりですが、それくらいの価値が
あると思われました。予想外のこれは幸運なのか悪魔の誘いか。
花蓮がパンにたけた街ということではなく、単にこのお店のレシピと
姿勢と誇りが素晴らしいのだと思いますが、いやー旅の間中、この
パン屋のことを思い出してはため息をついておりました。
花蓮に、どれほどの方がおいでになる機会があるかわかりませんが、
起こしの際はぜひとも寄ってみて下さいね。A級のパンをお手軽価格で
頂けます( ・`ω・´)b
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑
イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
☆★☆*…*…*…* 無料メルマガ登録・解除はこちらから *…*…*…*★☆★
<イライラTrade Off> 更新!(バックナンバーでご覧頂けます)
【ホーチミンの美味いもん〜ちぇりのココだけの話】
☆★☆*…*…*…*…**…*…*…*…**…*…*…*…**…*…*…*…*…*…*…*★☆★
コメント